4AT(せん妄・認知機能障害のスクリーニング)
覚醒度・見当識・注意・急な変化の4項目で、せん妄の可能性を調べる
あと 4 項目
注意
- 項目[1]〜[3]は評価のときの患者の観察だけで付ける。項目[4]は、患者をよく知る人や診療録など1つ以上の情報源が要る。聴覚障害・失語・共通の言葉がないなど、意思疎通の難しさを考えて実施し、点数を解釈する
- 評価できない患者も、項目[2]と[3]は「実施困難」として2点を付けて評価する(せん妄の患者に「評価不能」はない)。両方が実施困難なら4点で、せん妄の可能性になる
- 4点以上でもせん妄の診断ではなく、せん妄は全体の臨床像から診断する。0点でもせん妄や認知機能障害は確実には除外できない。重い認知症の患者は、[2]と[3]がともに2点になって4点に届くことがあり、せん妄に対する特異度が下がる
- 覚醒度の異常は、一般病院ではせん妄である可能性が95%を超えると公式の手引きは書く。項目[4]の変動は、認知症だけでも起こりうるが、著しい変動は通常せん妄を示す
- 項目[4]で情報提供者の話が当てにならないときは、ほかの情報と臨床での判断を合わせて考える
- 検証は、主に65歳以上の入院患者などで行われている(メタアナリシスの対象は65歳以上)
- 4AT © 2011–2014 Alasdair MacLullich, Tracy Ryan and Helen Cash を、クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際(CC BY 4.0。https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)のもとで改変して使っている。元の版(公式の現行版 1.2): https://www.the4at.com/ 。この画面は、公式の 4AT(英語)を、翻訳: codeblue-calc で日本語にして入力画面に組み直した改変版で、公式の 4AT ではない(変更: 日本語への翻訳、項目の言葉と説明を自分の言葉で書いたこと、画面の形への組み直し。点数と判定の基準は公式のまま)。公式の 4AT の妥当性の根拠が、この改変版にそのまま当てはまるとは限らない。作者による推薦ではない。正確さ・目的への適合について保証はしない
出典
- MacLullich AMJ, Ryan T, Cash H. 4AT: Rapid Clinical Test for Delirium(4AT © 2011–2014 Alasdair MacLullich, Tracy Ryan and Helen Cash). Version 1.2(2014年10月). the4at.com. User guide and scoring.(User guide and scoring) https://www.the4at.com/userguide[ガイドライン]
- MacLullich AMJ, Ryan T, Cash H. 4AT: Notes on revisions. the4at.com.(Version 1.0・1.1・1.2 の変更点) https://www.the4at.com/notes-on-revisions[ガイドライン]
- Tieges Z, Maclullich AMJ, Anand A, et al. Diagnostic accuracy of the 4AT for delirium detection in older adults: systematic review and meta-analysis. Age Ageing. 2021;50(3):733-743.(抄録) PMID: 33951145、DOI: 10.1093/ageing/afaa224[解説・総説]
確認日: 2026-10-13
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。