再生不良性貧血の重症度基準
好中球・血小板・網赤血球の減り方と赤血球輸血の必要から Stage 1〜5 を決める、指定難病 60 の重症度基準
あと 4 項目
基準
- 好中球が 200/μL 未満
- 血小板が 20,000/μL 未満
- 網赤血球が 20,000/μL 未満
- Stage 4 の基準(好中球 500/μL 未満・血小板 20,000/μL 未満・網赤血球 40,000/μL 未満のうち2項目以上)
- Stage 2・3 の基準(好中球 1,000/μL 未満・血小板 50,000/μL 未満・網赤血球 60,000/μL 未満のうち2項目以上)
注意
- 重症度基準は、再生不良性貧血と診断された人(診断基準の Definite)に使う。この画面は診断の判定をしない(診断基準の行は別)
- Stage 5 は好中球 200/μL 未満に加えて、血小板 20,000/μL 未満か網赤血球 20,000/μL 未満のどちらか1項目以上。Stage 4 は好中球 500/μL 未満・血小板 20,000/μL 未満・網赤血球 40,000/μL 未満のうち2項目以上。Stage 3 と Stage 2 は好中球 1,000/μL 未満・血小板 50,000/μL 未満・網赤血球 60,000/μL 未満のうち2項目以上で、輸血の必要で分かれる
- 定期的な輸血とは、毎月 2 単位以上の赤血球輸血が必要な時をいう(注)。この画面は、輸血の単位数を選ぶだけで、薬剤の量は扱わない
- 治療開始後における重症度は、適切な医学的管理の下で治療が行われている状態で、直近6か月間で最も悪い状態を医師が判断する(留意事項 2)。診断基準の所見が「いずれの時期のものでもよい」のとは違うので、診断の行の値をそのまま入れない
- 資料の割れ: 同じ研究班の診療の参照ガイド(令和4年度改訂版)の重症度基準の表は、Stage 1 を「下記以外で輸血を必要としない」と書き、厚生労働省の指定難病の資料は「下記以外の場合」と書く。Stage 2・3 の3項目の基準に当たらないのに赤血球輸血を受けている人は、参照ガイドの表では Stage 1 にも他の Stage にも当たらない。この画面は指定難病の資料の文に従い、3項目の基準に当たらなければ Stage 1 と出す。参照ガイドの Stage 1 は輸血を必要としない人なので、輸血を受けていて Stage 2 以上の基準に当たらない人は、参照ガイドの表ではどの Stage にも当たらない(厚生労働省の資料では Stage 1)
- 血球の数の単位がこの行は3項目とも /μL。診断基準の行は血小板が 万/μL(好中球は /μL)で、同じ頁の資料でも単位が違う。取り違えない
- 指定難病の医療費助成の対象は Stage 2 以上。症状の程度が重症度分類に一定以上当たらなくても、高額な医療を継続することが必要な人は対象とされる(留意事項 3)
出典
- 厚生労働省. 指定難病 60 再生不良性貧血(概要、診断基準等). 情報提供元: 「特発性造血障害に関する調査研究」班(研究代表者 三谷絹子).(<重症度分類> 再生不良性貧血の重症度基準・注(p.5)、要件の判定に必要な事項 6(p.3)、留意事項(p.5)) https://www.mhlw.go.jp/content/10905000/001173534.pdf[ガイドライン]
上記の資料をもとに、当ツールが編集・加工して作成しました(国・作成元が作成したものではありません)
- 再生不良性貧血の診断基準と診療の参照ガイド改訂版作成のためのワーキンググループ. 再生不良性貧血診療の参照ガイド(令和4年度改訂版). 2023.(重症度基準 表5(平成29年度修正)) https://zoketsushogaihan.umin.jp/file/2022/AA_final20230801.pdf[ガイドライン]
確認日: 2026-10-16
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。