BAP-65
COPD の急性増悪で入院した人の、院内死亡のリスクを5つのクラスに分ける(BUN・意識・脈拍・年齢)
あと 4 項目
基準
- B: BUN が 25 mg/dL を超える
- A: 意識の変化がある
- P: 脈拍が 109 回/分を超える
注意
- 原著は、米国の191の病院(Cardinal Health の臨床アウトカムのデータベース、2004〜2006年)で、40歳を超え、主な診断が COPD の急性増悪で入院した人 88,074人から作った。主な診断が急性呼吸不全の人は含めていない。作った後の検証は、同じデータを無作為に2つに分けた片方で行っており、別の病院や別の集団での検証ではない
- 予測するのは院内の死亡と人工呼吸の必要。点を足す尺度ではなく、B・A・P の該当の数(0〜3)と年齢で5つのクラスに分ける。年齢は、B・A・P が1つも当てはまらない人をクラス I と II に分けるときだけ使う
- 閾値は原著では「超える」の向き: BUN は 25 mg/dL を超える、脈拍は 109 回/分を超える、年齢は 65 歳を超える(65 歳ちょうどは含まない)。意識の変化は、GCS が 14 未満、または医師が見当識障害・昏迷・昏睡と記録したもの
- 画面の死亡の人数は、原著の検証コホート(44,181人)の院内死亡(死亡 837人)の表(Table 2)の人数。原著の要旨は、3つとも当てはまる人の死亡の割合を導出 13.1%・検証 14.6% と書く。Results の本文が書くのは導出の 13.8% だけで、検証の 14.1% は表にだけある。要旨と表・本文は一致しない。この画面は表の人数を使っている
- 原著は、簡単に得られる臨床の変数から作ったクラスが死亡を予測し、COPD の急性増悪の患者のトリアージと診療を助けうる、と結論している
出典
- Tabak YP, Sun X, Johannes RS, Gupta V, Shorr AF. Mortality and need for mechanical ventilation in acute exacerbations of chronic obstructive pulmonary disease: development and validation of a simple risk score. Arch Intern Med. 2009;169(17):1595-1602.(要旨、Methods、Results、Table 1、Table 2、図 1〜4 の凡例) PMID: 19786679、DOI: 10.1001/archinternmed.2009.270、https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/224759[原著]
- Shorr AF, Sun X, Johannes RS, Yaitanes A, Tabak YP. Validation of a novel risk score for severity of illness in acute exacerbations of COPD. Chest. 2011;140(5):1177-1183.(原典未見) PMID: 21527510、DOI: 10.1378/chest.10-3035[原著]
確認日: 2026-10-15
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。