BNLI の治療開始規準(濾胞性リンパ腫)
濾胞性リンパ腫で、B症状または高度のそう痒・急激な全身への病勢進行・骨髄機能障害・生命を脅かす臓器浸潤・腎浸潤・骨病変・肝浸潤の7項目に当てはまるものがあるかを確かめる
あと 9 項目
基準
- B症状または高度のそう痒
- 急激な全身への病勢進行
- 骨髄機能障害(ヘモグロビン 10 g/dL 未満、白血球 3,000/μL 未満、血小板 10 万/μL 未満のいずれか)
- 生命を脅かす臓器浸潤
- 腎浸潤
- 骨病変
- 肝浸潤
注意
- 骨髄機能障害は、ヘモグロビン・白血球・血小板のうち1つでも基準値未満なら、7項目のうちの1項目に数える(3つ満たしても1項目)
- 日本血液学会のガイドラインは、濾胞性リンパ腫の治療開始(あるいは経過観察が妥当と判断される)の規準として、BNLI のほかに GELF の規準(高腫瘍量の8項目)も載せている。この画面は BNLI の7項目だけを確かめるもので、GELF の計算はしない
- 英国の BCSH ガイドライン(2012年)の BNLI の規準を引いた総説は、骨髄機能障害を、ほかに原因がない場合の骨髄浸潤による骨髄抑制として書いている。日本血液学会のガイドラインの箇条書きにはこの但し書きがない
出典
- Ardeshna KM, Smith P, Norton A, et al. Long-term effect of a watch and wait policy versus immediate systemic treatment for asymptomatic advanced-stage non-Hodgkin lymphoma: a randomised controlled trial. Lancet. 2003;362(9383):516-522.(原典未見)[原著]
- 日本血液学会(編). 造血器腫瘍診療ガイドライン 第3.1版(2024年版). 金原出版. II. リンパ系腫瘍 1. 濾胞性リンパ腫.(総論の「BNLI(British National Lymphoma Investigation)の治療開始規準」の箇条書き) http://www.jshem.or.jp/gui-hemali/2_1.html[ガイドライン]
- Bargetzi M, Baumann R, Cogliatti S, et al. Diagnosis and treatment of follicular lymphoma: an update. Swiss Med Wkly. 2018;148:w14635. DOI 10.4414/smw.2018.14635.(表2「Comparison of criteria for starting treatment in follicular lymphoma patients」) DOI: 10.4414/smw.2018.14635[解説・総説]
確認日: 2026-10-16
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。