臨床計算ツール

Boston criteria(発熱乳児)

生後28〜89日の発熱乳児の、重症細菌感染の低リスクの判定(全身状態・白血球数・尿・髄液・胸部X線・身体所見)

あと 7 項目

28〜89
日

この規則の対象は生後28〜89日の発熱乳児。この入力は対象の確認で、判定には使わない(28日未満・90日以上の値には警告が出る)

全身状態が病的でない

この規則は、全身状態を Acute Illness Observation Scale で評価して「病的でない」ことを条件にする

1000〜50000
/μL

例: 12000。検査結果が ×10³/μL で「12.0」なら 12000 と入れる(1 mm³ = 1 μL)

尿検査が基準内

この規則の基準内は、尿中の白血球が高倍率視野(HPF)あたり 10 個未満、もしくは試験紙法で白血球エステラーゼが陰性

0〜1000
/μL

例: 2。髄液検査の単位 /mm³ は /μL と同じ(1 mm³ = 1 μL)

胸部X線に浸潤影がある

この規則は、胸部X線で浸潤影がないことを条件にする

身体所見で耳・軟部組織・関節・骨に感染がある

この規則は、耳・軟部組織・関節・骨に、身体所見で感染の徴候が無いことを条件にする

基準

  • 全身状態が病的
  • 白血球数が 20000/μL 以上
  • 尿検査が基準外
  • 髄液の白血球数が 10/μL 以上
  • 胸部X線に浸潤影あり
  • 身体所見で耳・軟部組織・関節・骨に感染あり

注意

  • 対象は、生後28〜89日で直腸温が 38.0°C 以上の乳児のうち、次のすべてを満たす乳児。非経口の抗菌薬の投与以外の理由では入院の必要がないと判断される(バイタルサインが年齢と体温に見合う、見た目が病的でない、脱水がない、水分を摂れる、親が協力的で頼りになる)、育児の介助者と電話で連絡がつく、直前48時間以内に抗菌薬の投与がない、β-ラクタム系抗菌薬にアレルギーがない、直前48時間以内にジフテリア・破傷風のトキソイドや百日咳のワクチンを接種していない。これらは判定の項目ではなく、対象の条件
  • この規則が見ている重症細菌感染(SBI)は、血液・髄液・尿・便の培養で病原性の細菌が分離されたもの
  • 低リスクと判定された群の、SBI に対する陰性的中率は 94.6%(信頼区間は示されていない)
  • 全身状態が病的でないかは、Acute Illness Observation Scale で評価した結果を入れる

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。