臨床計算ツール

ブリンクマン指数(BI)

1日の喫煙本数と喫煙年数を掛けて、これまでの喫煙の量を指数にする

あと 2 項目

1〜60
本/日

紙巻たばこの本数。加熱式たばこは、スティック型は 1本を紙巻 1本、カプセル・ポッド型は 1箱を紙巻 20本として数える(注意を参照)

1〜70
年

整数で入れる

計算式

  • ブリンクマン指数 = 1日の喫煙本数 × 喫煙年数
  • 本数が時期によって変わるときは、時期ごとに「その時期の1日の本数 × その年数」を求めて足す

注意

  • 本数や期間が時期で変わるときは、この画面に1つの本数と年数だけを入れても合わない。時期ごとの「本数 × 年数」を自分で求めて足す(例: 1日15本を10年、1日5本を5年なら 15×10 + 5×5 = 175)。この画面はその合計を求めない
  • 加熱式たばこの本数の数え方(禁煙治療の標準手順書): タバコ葉を含むスティックを直接加熱する型は、スティック1本を紙巻 1本とする。タバコ葉の入ったカプセルやポッドに気体を通す型は、1箱を紙巻 20本とする。例: 1日5本の紙巻を5年、加熱式のカプセル型(1箱 5カプセル入り)を1日2カプセル5年なら、20本 × 2/5 箱 × 5年 = 40 がこの分に足される
  • 200 は、禁煙治療の保険診療(ニコチン依存症管理料)の対象患者の条件の1つで、35歳以上の患者に求める。対象には、ほかにニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)でニコチン依存症と診断されることと、直ちに禁煙を希望し、標準手順書に沿った治療を受けることに文書で同意していることも要る。この数だけでは決まらない
  • 600 は、肺がん検診ガイドライン2025 がこのガイドラインの中で「重喫煙者」に使う数。ガイドラインは、重喫煙者の公的な定義はないと書いている
  • 指数は、喫煙の総本数を数える代わりに、1日の本数と年数の積で喫煙の量を代表させたもの

出典

  1. Brinkman GL, Coates EO. The effect of bronchitis, smoking, and occupation on ventilation. Am Rev Respir Dis. 1963;87(5):684-693.(原典未見) PMID: 14015517[原著]
  2. 西村穰. Brinkman Index 登場のいきさつ(論壇). 気管支学. 1999;21(6):379-380.(p.379) DOI: 10.18907/jjsre.21.6_379、https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsre/21/6/21_KJ00003644162/_article/-char/ja/[解説・総説]
  3. 日本循環器学会・日本肺癌学会・日本癌学会・日本呼吸器学会. 禁煙治療のための標準手順書 第8.1版. 2021年9月.(Ⅱ. 禁煙治療を始めるにあたって(2. 対象患者)、Ⅲ. 禁煙治療の流れ(加熱式タバコの本数の数え方と例)、Ⅱ. の注2) https://www.cancer.or.jp/uploads/files/about/manual_smoke_08.1.pdf[ガイドライン]
  4. 国立がん研究センター. 有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン 2025年度版(2025年4月25日、2025年9月12日修正版).(総括表の注*1、3. の 3) 喫煙者の定義) https://canscreen.ncc.go.jp/guideline/lung_guideline2025.pdf[ガイドライン]

    上記の資料をもとに、当ツールが編集・加工して作成しました(国・作成元が作成したものではありません)

  5. 厚生労働省. 別添1「医科診療報酬点数表に関する事項」(令和8年度の診療報酬点数表の留意事項通知). B001-3-2 ニコチン依存症管理料 (2)イ.(B001-3-2 ニコチン依存症管理料 (2)ア〜ウ) https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001757385.pdf[ガイドライン]

    上記の資料をもとに、当ツールが編集・加工して作成しました(国・作成元が作成したものではありません)

確認日: 2026-10-15

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。