臨床計算ツール

Burn Index・PBI(熱傷指数・熱傷予後指数)

Ⅱ度・Ⅲ度の熱傷の面積から Burn Index を、さらに年齢を足して Prognostic Burn Index を出す

Burn Index(BI) あと 2 項目
Prognostic Burn Index(PBI) あと 3 項目

0〜100
%

Ⅱ度とⅢ度の合計が 100% を超えない値を入れる。熱傷が無ければ 0

0〜100
%

Ⅱ度とⅢ度の合計が 100% を超えない値を入れる。熱傷が無ければ 0

0〜100
歳

歳。PBI にだけ使う(BI は面積だけで出る)

計算式

  • Burn Index(BI)= Ⅲ度熱傷の面積(%)+ Ⅱ度熱傷の面積(%)× 1/2
  • Prognostic Burn Index(PBI)= BI + 年齢(歳)

注意

  • Ⅱ度熱傷とⅢ度熱傷の面積(体表面積に対する%)だけを入れる。Ⅰ度は数えない。Ⅱ度とⅢ度の合計が 100% を超える入力は計算しない
  • Burn Index は、日本皮膚科学会の熱傷診療ガイドラインの用語解説が、熱傷の重症度を示す指標の1つとし、10〜15 以上を重症としている。PBI は、BI に年齢を足した指標
  • PBI は、日本の熱傷診療ガイドラインが、熱傷面積・気道損傷・Ⅲ度熱傷面積・年齢・Burn Index とともに、予後を推定する因子として挙げ、日本では臨床的に広く使われているとする
  • PBI の区切りは、研究で異なる。日本の全国の入院データ(全ての熱傷 17,185人)の研究は、PBI が 85 を超えると院内死亡と最も強く関連したと報告した。単施設(69人の重症熱傷)の研究は、PBI が 105 を超えると院内死亡と有意に関連したと報告した。この計算は PBI に判定の区切りを付けない

出典

  1. 日本皮膚科学会 創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン策定委員会. 創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン―6: 熱傷診療ガイドライン(第3版). 日皮会誌. 2024;134(3):509-557.(用語解説(burn index・prognostic burn index)、解説1.4) https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/nessho2023.pdf[ガイドライン]
  2. 日本皮膚科学会 創傷・熱傷ガイドライン委員会. 創傷・熱傷ガイドライン委員会報告―6: 熱傷診療ガイドライン(吉野雄一郎ほか). 日皮会誌. 2011;121(14):3279-3306.(用語解説(burn index・prognostic burn index)、CQ4) https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1380006822_3.pdf[ガイドライン]
  3. Tagami T, Matsui H, Fushimi K, Yasunaga H. Validation of the prognostic burn index: a nationwide retrospective study. Burns. 2015;41(6):1169-1175.(抄録)(原典未見) PMID: 26120088、DOI: 10.1016/j.burns.2015.02.017[原著]
  4. Kaita Y, Tarui T, Tanaka Y, Suzuki J, Yoshikawa K, Yamaguchi Y. Reevaluation for prognostic value of prognostic burn index in severe burn patients. Acute Med Surg. 2020;7(1):e499.(抄録・考察) PMID: 32431841、DOI: 10.1002/ams2.499、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7231570/[原著]

確認日: 2026-10-14

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。