臨床計算ツール

CHA₂DS₂-VASc スコア

心房細動の血栓塞栓症のリスクを、心不全・高血圧・年齢・糖尿病・脳卒中の既往・血管疾患・性別の点数で見る

あと 7 項目

心不全または左室機能障害がある
高血圧がある(既往を含む)
18〜100
歳
糖尿病がある
脳卒中・一過性脳虚血発作(TIA)・血栓塞栓症の既往がある
血管疾患がある

心筋梗塞の既往・末梢動脈疾患・大動脈のプラークのどれか

性別

注意

  • 非弁膜症性の心房細動の人が対象。抗凝固療法の対象を決めるときの国内の指針は CHADS₂ スコアで、2024年のフォーカスアップデート版も「CHADS₂ スコア 1点以上で抗凝固療法を開始する」2020年版の推奨は今も有効としている。このスコアは「使ってもよい」位置づけ(推奨クラス IIb)で、2020年版の IIa から下がった
  • 国内の2024年版は、日本人のデータから作った HELT-E₂S₂ スコア(推奨クラス IIa)も挙げている。その項目に心不全と糖尿病は入っていない
  • 2020年版の指針は、性別(女性)を除いた点数(CHA₂DS₂-VA。最大8点)の使用も推奨している(クラス IIa)。このスコアから女性の1点を引いた値
  • 「心不全」の入れ方は、国内の指針の表(心不全・左室機能障害)に合わせた。CHADS₂ の心不全は、直近(100日以内)の心不全の増悪(国内の指針)
  • 出血のリスク(HAS-BLED など)も合わせて見る。点数だけで抗凝固療法の可否を決めるものではない

出典

  1. Lip GYH, Nieuwlaat R, Pisters R, Lane DA, Crijns HJGM. Refining clinical risk stratification for predicting stroke and thromboembolism in atrial fibrillation using a novel risk factor-based approach: the Euro Heart Survey on atrial fibrillation. Chest. 2010;137(2):263-272.(原典未見) PMID: 19762550、DOI: 10.1378/chest.09-1584[原著]
  2. Ono K, Iwasaki YK, Akao M, et al. JCS/JHRS 2020 Guideline on Pharmacotherapy of Cardiac Arrhythmias(日本循環器学会・日本不整脈心電学会合同ガイドライン 2020年改訂版 不整脈薬物治療ガイドライン). J Arrhythm. 2022;38(6):833-973.(Table 29、Table 31、5.3.1.1.5) PMID: 36524037、DOI: 10.1002/joa3.12714、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9745564/[ガイドライン]
  3. Iwasaki YK, Noda T, Akao M, et al. JCS/JHRS 2024 Guideline Focused Update on Management of Cardiac Arrhythmias(2024年JCS/JHRSガイドライン フォーカスアップデート版 不整脈治療). J Arrhythm. 2025;41(3):e70033.(Table 19、III.1) PMID: 40524851、DOI: 10.1002/joa3.70033、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12168493/[ガイドライン]

確認日: 2026-10-15

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。