Child-Pugh 分類
肝硬変の重症度(肝性脳症・腹水・ビリルビン・アルブミン・プロトロンビン時間活性値)
あと 6 項目
注意
- 肝硬変の重症度と予後を予測する指標。5つの項目の点を足し、合計点で A・B・C に分ける
- 総ビリルビンの点は、原発性胆汁性胆管炎(PBC)のときは区切りが違う。4.0 mg/dL 未満が1点、10.0 mg/dL 以上が3点で、その間が2点。PBC 以外の胆汁うっ滞の区切りは表に書かれていない
- プロトロンビン時間は、活性値(%)の代わりに INR でも採点する表がある(1.7 未満が1点、1.7〜2.3 が2点、2.3 超が3点)。この画面は活性値だけで採点する
- 問題点として、主観的な因子と客観的な因子が混ざっていること、5つの因子を同じ重みで足すこと、ビリルビン 3.0 mg/dL 以上・アルブミン 2.8 g/dL 未満が1つにまとめられ最重症の見分けに向かないことが挙げられている
- 肝癌の治療方針では、肝予備能はこの分類で評価し、肝切除を考えるときは ICG 検査を含む肝障害度(別の分類)を用いる
出典
- 日本消化器病学会・日本肝臓学会 編. 肝硬変診療ガイドライン2020(改訂第3版). 南江堂, 2020.(第5章 BQ 5-1 の表1、巻頭の「3.Child-Pugh 分類」の表、略語一覧(PBC)) https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/guideline/pdf/kankouhen2020_re.pdf[ガイドライン]
- Pugh RN, Murray-Lyon IM, Dawson JL, Pietroni MC, Williams R. Transection of the oesophagus for bleeding oesophageal varices. Br J Surg. 1973;60(8):646-649.(抄録)(原典未見) PMID: 4541913、DOI: 10.1002/bjs.1800600817[原著]
- 日本肝臓学会 編. 肝癌診療ガイドライン2017年版. 金原出版, 2017.(第2章 治療アルゴリズム CQ11 の解説) https://www.jsh.or.jp/lib/files/medical/guidelines/jsh_guidlines/medical/2017_v4_chap02.pdf[ガイドライン]
- Japan Society of Hepatology. Clinical Practice Guidelines for Hepatocellular Carcinoma 2021 (English version). 2021.(Chapter 2 Treatment algorithm の Explanation of the treatment algorithm for HCC) https://www.jsh.or.jp/lib/files/english/examination_en/guidelines_hepatocellular_carcinoma_2021_02.pdf[ガイドライン]
確認日: 2026-10-15
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。