臨床計算ツール

CONUT スコア

血清アルブミン・総リンパ球数・総コレステロールの3つの検査値から、入院患者の栄養不良の程度を4段階で見積もる

あと 3 項目

1.5〜5.5
g/dL

3.5 g/dL 以上は0点、3.0〜3.4 は2点、2.5〜2.9 は4点、2.5 未満は6点(アルブミンは他の2項目の2倍の点)。例: 3.2

200〜6000
/mm³

1 mm³ あたりの個数(/μL と同じ)。白血球数 × リンパ球の割合(%)÷ 100 で出す。1600 を超えると0点、1200〜1600 は1点、800〜1199 は2点、800 未満は3点。例: 1000

50〜400
mg/dL

180 を超えると0点、140〜180 は1点、100〜139 は2点、100 未満は3点。例: 150

注意

  • 原著の CONUT は2段階の手順の第1段階(検査値から栄養状態を自動で見積もる)。第2段階は、診断名・年齢・在院日数などを加えて、医師が栄養不良になる危険を見積もる。この画面の合計点は第1段階だけで、第2段階は含まない
  • 点の付け方は、著者らが、公表された情報と長年の経験にもとづく判断で決めたもので、統計の解析で調整した重みではない。アルブミンの点は、他の2項目の2倍にしてある。著者らは、重みは今後、多変量解析で調整される可能性があると述べている
  • 原著の初期の検証は、1つの病院の成人の入院患者 53人(平均年齢 66.8歳)。集中治療室の患者、化学療法や放射線治療中の腫瘍・血液の患者、15日以内に大きな手術を受けた患者、認知症や意識障害のある患者は除いた。乳児や高齢者に使えるかは、原著では未検証とされている。病気の重さや強い治療で3つの検査値が影響されにくい患者での結果で、検査値が病気や治療で大きく変わる患者では、栄養状態を反映しているとは限らない
  • 原著の検証では、詳細な栄養評価(FNA)を基準にしたとき、この方法の感度は 92.3%、特異度は 85.0%。一致度(κ)は、FNA との間で 0.669、主観的包括的評価(SGA)との間で 0.488 だった
  • 区切りのちょうどの値は、原著の表の書き方で決めにくい所がある。総リンパ球数は「>1600」と「1200-1599」と書かれ、1600 ちょうどはどの区分にも書かれていない。総コレステロールは「>180」と「140-180」と書かれる。この画面は、表の「>」の記号どおり、1600 ちょうど・180 ちょうどを正常(0点)の側に数えず、1点の側に数える。アルブミンは小数第1位まで入れるので、表の「2.5-2.9」と「3.0-3.49」の間の隙間(2.91〜2.99)は入力できない。アルブミン 4.5 を超える値は表に書かれていない(0点)

出典

  1. Ignacio de Ulíbarri J, González-Madroño A, de Villar NGP, González P, González B, Mancha A, Rodríguez F, Fernández G. CONUT: a tool for controlling nutritional status. First validation in a hospital population. Nutr Hosp. 2005;20(1):38-45.(Table I(p.39)、Classification of patients の節(p.39〜40)、Validation Study・Results・Discussion(p.40〜43)) PMID: 15762418、https://scielo.isciii.es/pdf/nh/v20n1/original1.pdf[原著]

確認日: 2026-10-16

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。