CPOT(Critical-Care Pain Observation Tool)
発語できない重症患者の痛みを観察で評価する
あと 4 項目
注意
- 患者が痛みを自分で伝えられるときは、NRS や VAS で評価する。CPOT は自己申告できない患者に使う(J-PAD 2014 CQ3 A3①)
- 4つ目の項目は、挿管中は人工呼吸器との同調、抜管後は発声のどちらか1つで評価する(合計は表情・身体運動・筋緊張と、この1つの合計で最大8点)
- バイタルサインだけで痛みを評価しない。痛みを伴う処置のときも、血圧や脈拍の上昇は痛みの程度を示す確かな指標にならない(J-PAD 2014 CQ4 A4)
- 身体運動の「全く動かない」は、必ずしも痛みがないことを意味しない
- 「CPOT>2」は、侵襲的な処置を受けた手術後の成人 ICU 患者で、強い痛みを予測する目安として示されている(J-PAD 2014)
出典
- Gélinas C, Fillion L, Puntillo KA, Viens C, Fortier M. Validation of the Critical-Care Pain Observation Tool in adult patients. Am J Crit Care. 2006;15(4):420-427.(原典未見) PMID: 16823021、DOI: 10.4037/ajcc2006.15.4.420[原著]
- 日本集中治療医学会 J-PAD ガイドライン作成委員会. 日本版・集中治療室における成人重症患者に対する痛み・不穏・せん妄管理のための臨床ガイドライン. 日集中医誌. 2014;21:539-579.(Table 4(CPOT)、CQ3 A3・CQ4 A4 と解説) https://www.jsicm.org/pdf/2015-J-PAD-guideline.pdf[ガイドライン]
- Hsiung NH, Yang Y, Lee MS, Dalal K, Smith GD. Translation, adaptation, and validation of the behavioral pain scale and the critical-care pain observational tools in Taiwan. J Pain Res. 2016;9:661-675.(Table 3) PMID: 27695360、DOI: 10.2147/jpr.s91036、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5029847/[解説・総説]
確認日: 2026-10-13
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。