臨床計算ツール

CRS-R(昏睡回復尺度 改訂版)

意識障害のある患者の反応を6つの下位尺度(聴覚・視覚・運動・口腔運動/言語・コミュニケーション・覚醒)で調べる(合計 0〜23点)

あと 6 項目

聴覚(0〜4点)

音や指示への反応で、当てはまる項目を1つ選ぶ

視覚(0〜5点)

物・光・脅かしへの反応で、当てはまる項目を1つ選ぶ

運動(0〜6点)

指示・物・痛み刺激への手足の動きで、当てはまる項目を1つ選ぶ

口腔運動/言語(0〜3点)

口の動きと発声・言葉で、当てはまる項目を1つ選ぶ

コミュニケーション(0〜2点)

手引きは、聴覚が3〜4点、口腔運動/言語が3点、または自発的な意思表示の証拠があるときにこの尺度を行うとしている

覚醒(0〜3点)

開眼と注意の続き方で、当てはまる項目を1つ選ぶ

注意

  • 6つの下位尺度(聴覚 0〜4・視覚 0〜5・運動 0〜6・口腔運動/言語 0〜3・コミュニケーション 0〜2・覚醒 0〜3)で、当てはまる項目の点を1つずつ選び、足して0〜23点にする
  • 評価の手引きの記録票は、項目に3種類の印を付けている(最小意識状態の「−」、最小意識状態の「+」、最小意識状態から脱した)。この画面は項目の点を足すだけで、印の付いた項目に達したかは判定しない
  • 覚醒は、目が開かないが最小意識状態の行動が確認できるときは「評価不能」とする(手引き)
  • 各項目の点は、手引きが決めた手順(試行の回数・刺激の出し方・反応を数える時間)で出す。この画面は点を足すだけで、手順の全部は書かない。評価の手引きと記録票を併せて使う
  • 原著は、訓練を受けた評価者が行えば信頼性が高いと報告した(評価者間・再検査)。視覚と口腔運動/言語の下位尺度は、評価者の間で採点に系統的な差があった。一部の点数は、研究の患者に少なかった

出典

  1. Giacino JT, Kalmar K, Whyte J. The JFK Coma Recovery Scale-Revised: measurement characteristics and diagnostic utility. Arch Phys Med Rehabil. 2004;85(12):2020-2029.(抄録)(原典未見) PMID: 15605342、DOI: 10.1016/j.apmr.2004.02.033[原著]
  2. Giacino JT, Kalmar K(原著 2004); Bodien YG, Chatelle C, Giacino JT(2020年更新). CRS-R: Coma Recovery Scale-Revised. Administration and Scoring Guidelines(記録票つき). JFK Johnson Rehabilitation Institute.(記録票(p.2)、各下位尺度の表(pp.5〜15))[ガイドライン]
  3. Kitano T, Giacino JT, Bodien Y, Waters A, Hioki D, Shinya J, Nakayama T, Ohgi S. Reliability and validation of the Japanese version of the coma recovery scale-revised (CRS-R). Brain Inj. 2024;38(4):249-259.(抄録)(原典未見) PMID: 38329043、DOI: 10.1080/02699052.2024.2309549[解説・総説]

確認日: 2026-10-13

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。