臨床計算ツール

CURB-65

市中肺炎で入院した成人の死亡リスクの層別(意識障害・尿素・呼吸数・血圧・年齢の5項目)

あと 6 項目

C(意識障害): 新たに見当識障害がある(人・場所・時間のいずれか)、または簡易精神テスト(AMT)が8点以下
5〜100
mg/dL

尿素が 7 mmol/L を超えると1点(原著・NICE の基準)。BUN の mg/dL では 19.6 を超える値(尿素 mmol/L = BUN mg/dL × 0.357)。日本の検査値はふつう BUN(mg/dL)

4〜50
回/分
50〜250
mmHg

収縮期血圧が 90 mmHg 未満、または拡張期血圧が 60 mmHg 以下で1点(どちらか一方でも、両方でも1点)

30〜150
mmHg
0〜100
歳

計算した値

  • 収縮期血圧が 90 mmHg 未満、または拡張期血圧が 60 mmHg 以下なら 1点、どちらでもなければ 0点

注意

  • 市中肺炎と診断された入院中の成人に使う、死亡リスクの層別。原著は、英国・ニュージーランド・オランダの市中肺炎で入院した成人 1068人(平均年齢 64歳、30日死亡 9%)の研究
  • NICE のガイドラインは、点数に臨床判断を合わせて使うことを求め、併存症や妊娠などでリスクが変わりうると書いている
  • 意識障害は、新たな見当識障害、または簡易精神テスト(AMT)8点以下。尿素は 7 mmol/L を超える(BUN では 19.6 mg/dL を超える)。血圧は収縮期 90 mmHg 未満または拡張期 60 mmHg 以下。呼吸数は 30回/分以上。年齢は 65歳以上
  • 尿素を使わない CRB-65 は、NICE が一次医療(病院に着く前)の評価に使う別の指標で、この計算には含まれない

出典

  1. Lim WS, van der Eerden MM, Laing R, Boersma WG, Karalus N, Town GI, Lewis SA, Macfarlane JT. Defining community acquired pneumonia severity on presentation to hospital: an international derivation and validation study. Thorax. 2003;58(5):377-382.(抄録)(原典未見) PMID: 12728155、DOI: 10.1136/thorax.58.5.377[原著]
  2. NICE. Pneumonia: diagnosis and management(NG250). 2025年9月2日公表(CG191 を更新・統合).(推奨 1.2.7〜1.2.9、Box 2) https://www.nice.org.uk/guidance/ng250/chapter/Recommendations[ガイドライン]
  3. 尿素 mmol/L と BUN mg/dL の換算: 尿素1分子に窒素原子が2個あるので、窒素 14.007(CIAAW 標準原子量)から 尿素 mmol/L = BUN mg/dL × 10 ÷ 28.014 = BUN mg/dL × 0.357。尿素 7 mmol/L = BUN 19.61 mg/dL(換算式)[式の導き方]

確認日: 2026-10-13

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。