臨床計算ツール

1日量→時間流量

1日の輸液量(mL)を、24時間または決めた時間で投与するときの流量(mL/h)に直す

24時間かけるときの流量 あと 1 項目
決めた時間で投与するときの流量 あと 2 項目

1〜3000
mL

例: 1日量 1500 mL。24時間より短く投与するときは、下の「投与する時間」も入れる

1〜24
時間

24時間より短く投与するときに入れる(例: 8時間)

計算式

  • 24時間かけるとき: 流量(mL/h)= 量(mL)÷ 24(時間)
  • 時間を決めるとき: 流量(mL/h)= 量(mL)÷ 投与する時間(時間)

注意

  • 液量の換算だけの計算。薬の量(mg など)の換算ではない。薬を含む輸液の速度や、1日量・投与する時間の決め方は、医師の指示と施設の手順に従う
  • 流量は小数第1位までに丸めて表示する。ポンプで設定できる流量の刻みは機種で違う(小数点以下を設定できない機種があり、報告書にはそうした機種に統一する医療機関の改善策が載っている)。丸めた流量を設定すると、予定量に達する時刻は少しずれる
  • 丸めの例: 1000 mL を24時間で 41.7、500 mL を8時間で 62.5 mL/h。整数に丸めるかなど、丸め方は施設の決まりに従う
  • ポンプに入れた流量と予定量は、声に出して指差し確認し、ダブルチェックする。流量に入れた数値と薬液の総量から投与に必要な時間を計算し直し、予定どおりかを確かめることも、入力間違いに気づく手がかりになる(日本医療機能評価機構の報告書 p.55・p.57)
  • 流量の桁を取り違えた事例(4.1 mL/h を 41 mL/h と入力など)が報告されている。医療機関の改善策として、声出し指差し確認(小数点の位置も確認)とダブルチェックが挙げられている(日本医療機能評価機構の報告書)

出典

  1. 量と時間の換算: 流量(mL/h)= 量(mL)÷ 時間(h)。1日 = 24時間[式の導き方]
  2. 日本医療機能評価機構 医療事故防止事業部. 医療事故情報収集等事業 第61回報告書(2020年1月〜3月). 分析テーマ【2】輸液ポンプ・シリンジポンプの設定に関連した事例.(p.48・p.55・p.57) https://www.med-safe.jp/pdf/report_2020_1_T002.pdf[解説・総説]

確認日: 2026-10-12

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。