臨床計算ツール

認知症高齢者の日常生活自立度

認知症のある高齢者の介護の必要度(判定基準のランク)

あと 1 項目

判定のランク(調査時の様子から、判定基準に当たるもの1つ)

自立(まったく認知症を有しない)

ランクⅠ(何らかの認知症を有するが、日常生活は家庭内及び社会的にほぼ自立している)

ランクⅡa(家庭外でランクⅡの状態が見られる)

ランクⅡb(家庭内でもランクⅡの状態が見られる)

ランクⅢa(日中を中心としてランクⅢの状態が見られる)

ランクⅢb(夜間を中心としてランクⅢの状態が見られる)

ランクⅣ(日常生活に支障を来たすような症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られ、常に介護を必要とする)

ランクM(著しい精神症状や周辺症状あるいは重篤な身体疾患が見られ、専門医療を必要とする)

注意

  • 医師により認知症と診断された高齢者の、日常生活自立度の程度(介護の必要度)を、保健師・看護師・社会福祉士・介護福祉士・介護支援専門員等が、客観的かつ短時間に判定する基準
  • 意思疎通の程度と、見られる症状・行動に着目して、日常生活の自立の程度を判定する。家族等で介護にあたっている人からの情報も参考にする
  • ランクは介護の必要度を示すもので、認知症の程度の医学的な判定とは必ずしも一致しない
  • 認知症は進行性の疾患なので、必要に応じて繰り返し判定する。そのとき、主治医と連絡を密にする
  • 処遇の決定は、このランクだけでなく、「障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)」も判定したうえで行う。ランクによって自動的に決まるものではなく、家族の介護力等の在宅の基盤によって変わる
  • 例に挙げた症状・行動は人によって多様で、すべての人に見られるわけではない。興奮、徘徊、もの盗られ妄想等は、例のランク以外のランクの人にもしばしば見られる
  • まったく認知症を有しない人は、認定調査票では「自立」に○を付ける(認定調査票の判定基準の注記)
  • ⅡとⅢは、それぞれⅡa・Ⅱb、Ⅲa・Ⅲbの上の区分の名前で、判定には細かい区分(a・b)を選ぶ(認定調査票の選択肢は 自立・Ⅰ・Ⅱa・Ⅱb・Ⅲa・Ⅲb・Ⅳ・M)

出典

  1. 厚生省老人保健福祉局長通知. 「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」の活用について(老健第135号 平成5年10月26日、改正 老発第0403003号 平成18年4月3日). 別添「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」.(別添(1〜4と判定基準の表)) https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001hi4o-att/2r9852000001hi8n.pdf[ガイドライン]

    上記の資料をもとに、当ツールが編集・加工して作成しました(国・作成元が作成したものではありません)

  2. 厚生労働省. 認定調査員テキスト2009(改訂版)平成30年4月. 認知症高齢者の日常生活自立度(判定の基準・判定にあたっての留意事項).(p.157) https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/0000077237.pdf[ガイドライン]

    上記の資料をもとに、当ツールが編集・加工して作成しました(国・作成元が作成したものではありません)

確認日: 2026-10-12

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。