DENOVA スコア
E. faecalis 菌血症で、感染性心内膜炎を調べる心エコーが要るかの6項目
あと 6 項目
注意
- 対象は、E. faecalis だけが血液培養から出た菌血症(単一菌種)の成人。E. faecium の菌血症や、ほかの菌が一緒に出た菌血症には使えない(原著が明記している)
- 原著の導出群(397エピソード、そのうち心内膜炎は44)では、境目を3点以上としたとき感度 100%・特異度 83%、別の地域の検証群(心内膜炎26・なし256)では感度 100%・特異度 85%。後ろ向きの研究で、原著も前向きの検証が要ると述べている
- 先に出ていた NOVA スコア(Bouza ら)(血液培養3本以上〈5点〉・入口が不明〈4点〉・弁の病気〈2点〉・心雑音〈1点〉、4点以上で陽性)に、「症状7日以上」と「塞栓」を足し、点数を1点ずつにしたのが DENOVA。弁の病気の項目は、多変量解析で有意でなかったが NOVA に合わせて残した
- 塞栓・心雑音・血液培養の本数は、疑って調べるほど見つかりやすい(原著も、疑う医師ほど点が増えうると述べている)。点が低くても、心内膜炎を疑う理由が別にあれば心エコーを省かない
出典
- Berge A, Krantz A, Östlund H, Nauclér P, Rasmussen M. The DENOVA score efficiently identifies patients with monomicrobial Enterococcus faecalis bacteremia where echocardiography is not necessary. Infection. 2019;47(1):45-50.(Table 2・方法の項目の定義) PMID: 30178077、DOI: 10.1007/s15010-018-1208-3、https://link.springer.com/article/10.1007/s15010-018-1208-3[原著]
確認日: 2026-10-15
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。