臨床計算ツール

Diehr の肺炎予測ルール

急性の咳の患者の肺炎の可能性を、症状と所見7項目の点数で見る

あと 7 項目

鼻汁(鼻水)がある
咽頭痛(のどの痛み)がある
寝汗がある
筋肉痛がある
一日中、痰が出る
4〜50
回/分

25回/分を超えると2点

34〜41
℃

原著の基準は 100°F 以上。100°F は 37.78℃ なので、小数第1位まで測った 37.8℃ 以上を2点とする

注意

  • 対象は、急性の咳で受診し、胸部X線を撮った患者(Diehr ら 1984 の抄録)。肺炎は胸部X線の浸潤影があること。点数が高いほど、原著の集団で肺炎だった割合が高い
  • 画面の割合は、原著の集団での人数(J Fam Pract 2005 に載る表)から出した。点数ごとの人数が少なく(3点以上は 33人、うち肺炎 9人)、割合は大きくぶれる。原著の抄録は 1819人・肺炎 48人(2.6%)と書き、表の合計(1758人・肺炎 46人)と人数が合わない。原著の本文は未見
  • 原著の抄録は、このルールの使い方を2つ挙げている: 感度 91%・特異度 40%、または感度 74%・特異度 70%。点数の切り方は抄録に書かれていない(J Fam Pract 2005 の表では、前者が -1点以上、後者が 0点以上に当たる)
  • 体温の基準は、原著では 100°F(華氏)以上。この画面は摂氏で入力し、37.8℃ 以上(100.04°F)を2点とする
  • 1984年に作られた古い規則で、点数ごとの割合の値は、原著の1つの集団のもの。ほかの集団での検証の成績は、この画面の出典では確かめていない

出典

  1. Diehr P, Wood RW, Bushyhead J, Krueger L, Wolcott B, Tompkins RK. Prediction of pneumonia in outpatients with acute cough--a statistical approach. J Chronic Dis. 1984;37(3):215-225.(抄録)(原典未見) PMID: 6699126、DOI: 10.1016/0021-9681(84)90149-8[原著]
  2. Pisarik P, Montoya C. When should a chest x-ray be used to evaluate acute-onset productive cough for adults? J Fam Pract. 2005;54(12):1081-1083(Clinical Inquiries)(表1、表2) https://www.mdedge.com/familymedicine/article/61949/pulmonology/when-should-chest-x-ray-be-used-evaluate-acute-onset/page/0/1[解説・総説]
  3. Predicting Pneumonia in Adults with Respiratory Illness. Am Fam Physician. 2007 Aug 15(本文の点数の説明) https://www.aafp.org/pubs/afp/issues/2007/0815/p560.html[解説・総説]

確認日: 2026-10-13

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。