臨床計算ツール

DIPSS(骨髄線維症の予後スコア)

骨髄線維症の予後を、年齢・Hb・白血球数・末梢血の芽球・全身症状の5項目(0〜6点)で4群に分ける

あと 5 項目

18〜100
歳

65 歳を超えると 1 点。例: 70

5〜20
g/dL

10 g/dL 未満で 2 点(この項目だけ 2 点)。例: 9.5

1000〜50000
/μL

25,000/μL を超えると 1 点。万/μL ではなく /μL で入れる(例: 30000)。検査結果が ×10⁹/L の「30」なら 30000 と入れる

0〜20
%

1% 以上で 1 点。芽球がなければ 0。例: 2

全身症状がある(発熱・夜間の寝汗・体重減少が続く)

注意

  • 骨髄線維症の予後指標。診断時だけでなく、経過中のどの時点でも評価できる(診断後に因子が加わっても使える)
  • 日本血液学会の表8は、原発性骨髄線維症(PMF)と、真性多血症・本態性血小板血症のあとの骨髄線維症(post PV/ET-MF)の予後予測モデルとして、IPSS・DIPSS・DIPSS-plus・年齢調整 DIPSS・MYSEC-PM を並べる。この計算は DIPSS だけ
  • 65 歳未満向けの年齢調整 DIPSS は別のモデルで、この計算には含めない
  • 核型・血小板数・輸血の必要性を加えて 4 群に分け直す指標が DIPSS-plus。この群を使う計算が別にある(「DIPSS-plus」)

出典

  1. Passamonti F, Cervantes F, Vannucchi AM, et al. A dynamic prognostic model to predict survival in primary myelofibrosis: a study by the IWG-MRT (International Working Group for Myeloproliferative Neoplasms Research and Treatment). Blood. 2010;115(9):1703-1708.(抄録)(原典未見) PMID: 20008785、DOI: 10.1182/blood-2009-09-245837[原著]
  2. 日本血液学会 編. 造血器腫瘍診療ガイドライン 第3.1版(2024年版). 金原出版; 2024. Ⅰ-4 骨髄増殖性腫瘍(MPN).(表8(PMF、post PV/ET-MF の予後予測モデル)) https://www.jshem.or.jp/gui-hemali/1_4.html[ガイドライン]

確認日: 2026-10-16

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。