ESSDAI(シェーグレン症候群の疾患活動性)
12 の領域ごとに活動性(なし・低・中・高)を選び、領域の重みを掛けて足して、シェーグレン症候群の全身の疾患活動性を 0〜123 点で見る。5 点以上は重症(指定難病)
あと 12 項目
注意
- シェーグレン症候群の全身の疾患活動性を、12 の領域で測る指標。領域ごとに最も当てはまる活動性を1つ選び、「領域の重み × 活動性」を足す(0〜123 点)。この画面は、領域の点(健康状態 3、リンパ節 4、腺 2、関節 2、皮膚 3、肺 5、腎 5、筋 6、末梢神経 5、中枢神経 5、血液 2、生物学的所見 1 に、活動性 1〜3 を掛けた値)を選択肢に書いてある
- 指定難病 53(シェーグレン症候群)は、一次性・二次性ともに ESSDAI で軽症と重症に分け、5 点以上を重症、5 点未満を軽症とする。重症が医療費助成の対象で、軽症でも高額な医療を継続する必要がある人は助成の対象になる(留意事項)。治療開始後の重症度は、適切な医学的管理の下で治療が行われている状態で、直近6か月で最も悪い状態で見る(留意事項)
- 中枢神経障害の「中」は、指定難病 53 の表では活動性の欄が「低 1」と「高 3」だけの並びで、「中」の説明が「1」の欄に付いている(重み 5 で 5 点になる書き方)。国際版の user guide(Seror 2015)の表は、中枢神経の中等度を 10 点、高度を 15 点とし、全体の最大 123 点と合う。この画面は 10 点・15 点で書いた
- IgG の境目が資料で重なる。指定難病 53 の表は「低」を 1600〜2000 mg/dL、「中」を 2000 mg/dL 以上と書き、ちょうど 2000 がどちらにも入る。user guide の表は、低を 16〜20 g/L、中を 20 g/L 超とするので、ちょうど 20 g/L(2000 mg/dL)は「低」。この画面の選択肢の言葉は指定難病 53 の表どおりのままなので、選ぶのは利用者である
- 健康状態(全身症状)の盗汗は、指定難病 53 の表では「低」と「中」の両方に書かれ、程度の書き分けが無い。国際版の user guide(Seror 2015)は、寝間着が濡れるほどの盗汗なら「中」(6 点)、それより軽い全身症状(微熱・間欠熱 37.5〜38.5℃、軽い盗汗、体重 5〜10% の減少)なら「低」(3 点)と書き分ける。この領域の 3 点と 6 点で、重症(5 点以上)かどうかが変わりうる
- 領域の評価は「現在の活動性」。不可逆的な障害による安定した長期の症状は活動性なしとする(皮膚・肺・腎・末梢神経・中枢神経の付記)。ステロイドによる筋脱力、ビタミン欠乏・鉄欠乏・薬剤誘発性の血球減少は、筋・血液の領域から除く(付記)
- 血球の数・蛋白尿・IgG は、この画面では数を入れずに段を選ぶ形にした。数と単位(好中球・リンパ球 /mm³、血小板 /μL、Hb g/dL、蛋白尿 g/日、IgG mg/dL)は選択肢の言葉のとおり。検査の報告の単位が違うとき(血小板が万/μL など)は換算して当てはめる
出典
- 厚生労働省. 指定難病 53 シェーグレン症候群(令和8年4月時点の指定難病の概要、診断基準等). 重症度分類(ESSDAI の表・付記・留意事項).(重症度分類(ESSDAI の表)・付記「ESSDAI における各領域の評価基準」・留意事項 1〜3) https://www.mhlw.go.jp/content/10905000/001173541.pdf[ガイドライン]
上記の資料をもとに、当ツールが編集・加工して作成しました(国・作成元が作成したものではありません)
- Seror R, Ravaud P, Bowman SJ, et al. EULAR Sjögren's syndrome disease activity index: development of a consensus systemic disease activity index for primary Sjögren's syndrome. Ann Rheum Dis. 2010;69(6):1103-1109.(本文)(原典未見) PMID: 19561361、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2937022/[原著]
- Seror R, Bowman SJ, Brito-Zeron P, et al. EULAR Sjögren's syndrome disease activity index (ESSDAI): a user guide. RMD Open. 2015;1(1):e000022.(表1〜12(各領域の活動性と点)) PMID: 26509054、DOI: 10.1136/rmdopen-2014-000022、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4613159/[ガイドライン]
確認日: 2026-10-20
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。