Friedewald の式(LDL コレステロール)
総コレステロール・HDL コレステロール・TG から、LDL コレステロールを計算する
あと 3 項目
計算式
- LDL-C(mg/dL)= TC − HDL-C − TG ÷ 5。TG ÷ 5 は VLDL コレステロールの推定
- 使えるのは、空腹時採血で TG が 400 mg/dL 未満のとき。TG が 400 mg/dL 以上の入力は受け付けない
- 整数(mg/dL)に丸めて表示する
注意
- 日本動脈硬化学会のガイドライン(2022年版)は、LDL-C を Friedewald の式で計算するのは空腹時採血の場合だけとする。食後(随時)の検体や TG が 400 mg/dL 以上のときは、non-HDL-C(TC − HDL-C)か LDL-C の直接法を使う。この画面は TG が 400 mg/dL 以上を受け付けない
- 空腹時は、基本的に10時間以上の絶食とする(水やお茶などカロリーの無い水分は可)。空腹時であることが確かめられなければ「随時」とみなし、この式で LDL-C を求めない
- 同ガイドラインは、直接法は TG が 1,000 mg/dL 以上のとき、non-HDL-C は TG が 600 mg/dL 以上のときは正確性が担保できないので、他の方法での評価を考えるとも述べる
- 脂質異常症の診断基準(同ガイドライン 表2-1)は、LDL-C が 140 mg/dL 以上で高 LDL コレステロール血症、120〜139 mg/dL で境界域高 LDL コレステロール血症。治療の根拠となる臨床試験の大部分は、Friedewald の式で LDL-C を評価している
- 式は推定で、測った値ではない。TG が高いほど誤差が大きくなる。計算した LDL-C が負の値になったら、入力(特に TC と HDL-C の取り違え)を確かめる
出典
- Friedewald WT, Levy RI, Fredrickson DS. Estimation of the concentration of low-density lipoprotein cholesterol in plasma, without use of the preparative ultracentrifuge. Clin Chem. 1972;18(6):499-502.(本文)(原典未見) PMID: 4337382、DOI: 10.1093/clinchem/18.6.499[原著]
- 日本動脈硬化学会. 動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2022年版(第3版 2023年2月13日発行). 日本動脈硬化学会; 2022.(第1章 表2-1 の注、第1章 診断の手順、第2章 脂質異常症の検査) https://www.j-athero.org/jp/wp-content/uploads/publications/pdf/GL2022_s/jas_gl2022_3_230210.pdf[ガイドライン]
確認日: 2026-10-15
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。