Holliday-Segar の小児の維持水分量
体重から、小児の1日の維持水分量(mL/日)と1時間あたりの量(mL/h)を求める
1日の維持水分量 あと 1 項目
1時間あたりの量(1日量 ÷ 24) あと 1 項目
計算式
- 1日の維持水分量(mL/日)= 体重 10 kg まで: 体重(kg)× 100
- 体重 10 kg 超 20 kg まで: 1000 +(体重(kg)− 10)× 50
- 体重 20 kg 超: 1500 +(体重(kg)− 20)× 20
- 1時間あたり(mL/h)= 1日量 ÷ 24
注意
- この式が示すのは水分の維持量だけ。Holliday らも「これらの値は水分の維持量だけを示す」と述べている
- 式が示された体重の範囲は 3〜70 kg(体重 3〜10 kg・10〜20 kg・20〜70 kg の3つの式)。このツールもその範囲だけを受け付ける
- 1時間あたりの量は、1日量を 24 で割った値。Holliday らの 2007 年の論文の表5は時間あたりの値を丸めて載せている(例: 体重 7 kg は 25 mL/h、20 kg は 60 mL/h)。このツールの値と表5の値は一致しないことがある
- 輸液の組成は別に決める。米国小児科学会(AAP)の2018年のガイドラインは、維持輸液が必要な生後28日〜18歳の患者に、カリウムとブドウ糖を加えた等張液を使うことを強く推奨している(神経外科の疾患・心疾患・肝疾患・がん・腎機能障害・尿崩症・大量の水様下痢・重い熱傷のある患者、生後28日未満の新生児と NICU の患者、18歳を超える青年は対象外)
- 式は、エネルギー消費が 1 kcal ごとに 1 mL の水分を要するという計算に基づく。AAP のガイドラインは、この計算が健康な小児のエネルギー消費に基づくこと、急性の病気の患者や術後の患者の消費は基礎代謝に近く平均 50〜60 kcal/kg/日であることを述べている。同ガイドラインは、水分療法の最適な速度については推奨を示していない
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。