臨床計算ツール

HOMA-IR

早朝空腹時のインスリンと血糖から、インスリン抵抗性の指標を求める

あと 2 項目

1〜100
µU/mL

早朝空腹時に採血したインスリン(IRI)の値(µU/mL)。例: 5.0

40〜600
mg/dL

早朝空腹時の血糖(mg/dL)。mmol/L の値はそのまま入れない。例: 90

計算式

  • HOMA-IR = 空腹時インスリン(µU/mL)× 空腹時血糖(mg/dL)÷ 405
  • 判定は日本糖尿病学会のガイドラインの区切り: 1.6 以下は正常、2.5 以上はインスリン抵抗性あり

注意

  • 早朝空腹時に採血したインスリンと血糖で求める指標。血糖が 140 mg/dL を超える場合や、インスリン療法中の患者では正確に評価できない
  • インスリン抵抗性の最も簡便な指標は空腹時のインスリン値そのもので、早朝空腹時に 15 µU/mL 以上ならインスリン抵抗性の存在が考えられる。内因性インスリンの分泌が低下している患者では、有効な指標にならない
  • 血糖降下薬を使っている患者で、これらの簡便な指標がインスリン分泌能やインスリン抵抗性をどの程度正確に評価できるかは、十分に検証されておらず、使うときは注意が要る
  • 判定は表示する値(小数第2位まで)で決める。たとえば 1.604 は 1.60 と表示されるので正常になる

出典

  1. Matthews DR, Hosker JP, Rudenski AS, Naylor BA, Treacher DF, Turner RC. Homeostasis model assessment: insulin resistance and beta-cell function from fasting plasma glucose and insulin concentrations in man. Diabetologia. 1985;28(7):412-419.(原典未見) PMID: 3899825、DOI: 10.1007/BF00280883[原著]
  2. 日本糖尿病学会編・著. 糖尿病診療ガイドライン2024. 南江堂; 2024.(1章 Q1-3 3. インスリン抵抗性の指標 ②HOMA-IR(p.12)、Q1-3 本文(p.10)) https://www.jds.or.jp/uploads/files/publications/gl2024/01.pdf[ガイドライン]
  3. 日本糖尿病学会編・著. 糖尿病治療ガイド 2018-2019. 文光堂; 2018.(診断 3 インスリン抵抗性の指標(HOMA-IR の式と区切り)) https://www.jds.or.jp/uploads/fckeditor/files/uid000025_67756964655F323031382D323031392E706466.pdf[ガイドライン]

確認日: 2026-10-16

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。