臨床計算ツール

Hunt and Kosnik 分類

くも膜下出血の臨床所見を Grade 0〜V の7段階に分ける(Hunt and Kosnik 1974。Hunt and Hess 分類に Grade 0・Ia を加えた形)

あと 1 項目

臨床所見に当たる Grade を1つ

Grade 0(未破裂の動脈瘤)

Grade I(無症状か、最小限の頭痛と軽度の項部硬直)

Grade Ia(急性の髄膜症状・脳症状はなく、固定した神経学的な異常がある)

Grade II(中等度から強度の頭痛・項部硬直があり、脳神経麻痺のほかに神経学的な異常はない)

Grade III(傾眠・錯乱、または軽度の巣症状)

Grade IV(昏迷で、中等度から重度の片麻痺がある。早期の除脳硬直・自律神経障害を伴うこともある)

Grade V(深昏睡で除脳硬直があり、瀕死の様相)

注意

  • 重篤な全身性疾患(例: 高血圧、糖尿病、著明な動脈硬化、慢性肺疾患)がある場合、または脳血管造影で著明な頭蓋内血管攣縮がある場合は、重症度を1段階悪いほうに移す(脳卒中治療ガイドライン2009 の Hunt and Kosnik 分類の表の注)。この画面は選んだ Grade をそのまま示し、移した後の Grade は出さない
  • くも膜下出血の重症度分類には、Hunt and Hess 分類・Hunt and Kosnik 分類・WFNS 分類などがあり、いずれも国際的に活用されている。同じ患者でも分類によってグレードが一致しないことがあるが、一般にグレードが高いほど予後不良である(脳卒中治療ガイドライン2009 概説)
  • Grade 0 は未破裂の動脈瘤の段階。Grade I〜V の定義(Grade Ia を除く)は Hunt and Hess 分類(1968。別の計算 hunt-hess-grade)の表と同じ書き方で、Grade 0 と Grade Ia が Hunt and Kosnik 分類の表で加わっている。番号が同じでも、どちらの分類で決めたかを記録に書く
  • Grade の番号は段階の順を表す分類で、点数ではない。足し算や平均はしない

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。