ICDSC(Intensive Care Delirium Screening Checklist)
ICU 患者のせん妄を8項目でスクリーニングする
あと 1 項目
注意
- 各勤務帯(8時間)の観察、または過去24時間の情報で評価する(原著は各8時間の勤務帯、J-PAD 2014 は過去24時間と書く)
- 徴候がない項目は「なし」(0点)にする
- 昏睡や昏迷がほとんどの時間なら、その時間帯は評価しない。評価しないときは合計を出さない
- ICDSC はスクリーニングで、せん妄の診断ではない。J-PAD 2014 が引く2件のメタアナリシスでは、感度74〜80.1%、特異度74.6〜81.9%。4点未満でもせん妄は否定できない
- RASS −2・−3 の患者は、せん妄と誤って判断されやすいという報告がある(J-PAD 2014 CQ22 の解説)
- 1〜3点を亜症候性せん妄とする分類は、J-PAD 2014 が「分類する場合がある」とするもの。原著の基準は「4点以上」
- 対象は成人の ICU 患者。使うには、看護師がツールの使い方の訓練を受けておく(J-PAD 2014 CQ22 の解説)
出典
- Bergeron N, Dubois MJ, Dumont M, Dial S, Skrobik Y. Intensive Care Delirium Screening Checklist: evaluation of a new screening tool. Intensive Care Med. 2001;27(5):859-864.(原典未見) PMID: 11430542、DOI: 10.1007/s001340100909[原著]
- 日本集中治療医学会 J-PAD ガイドライン作成委員会. 日本版・集中治療室における成人重症患者に対する痛み・不穏・せん妄管理のための臨床ガイドライン. 日集中医誌. 2014;21:539-579.(Table 14(ICDSC)、CQ20〜CQ22 と解説) https://www.jsicm.org/pdf/2015-J-PAD-guideline.pdf[ガイドライン]
- Detroyer E, Timmermans A, Segers D, et al. Psychometric properties of the intensive care delirium screening checklist when used by bedside nurses in clinical practice: a prospective descriptive study. BMC Nurs. 2020;19:31.(Methods の ICDSC の説明) PMID: 32308558、DOI: 10.1186/s12912-020-00415-z、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7149913/[解説・総説]
確認日: 2026-10-13
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。