臨床計算ツール

INCAT disability scale

炎症性ニューロパチー(CIDP など)の能力障害を、上肢の障害(0〜5)と下肢の障害(0〜5)を足した総合障害 0〜10 点で見る

あと 2 項目

上肢の障害

4つの動作は、ジッパーの開閉とボタンがけ、洗髪と整髪、ナイフとフォークの使用(習慣がなければスプーン)、小さな硬貨を扱うこと

下肢の障害(歩行)

注意

  • 総合障害は、上肢の障害(0〜5)と下肢の障害(0〜5)の合計で、0〜10 点。点が高いほど障害が大きい(CIDP・MMN 診療ガイドライン 2024 の表2)
  • INCAT は順序尺度で、線形尺度ではない。1→2 点の変化と 2→3 点の変化が、臨床的に同じ重みとは限らない。下肢の機能の評価では、歩行のわずかな改善を捉えにくい(CIDP・MMN 診療ガイドライン 2024 の解説)
  • 治療への反応の目安として、1 点以上の低下を有意な改善とみなす。ただし、調整 INCAT disability scale では、上肢の 0 と 1 の間の変化を有意としない(CIDP・MMN 診療ガイドライン 2024 の表3の注。EAN/PNS 2021 より作成)。この画面は調整版の点は出さない
  • 同じ名前の似た尺度に、INCAT Overall Disability Sum Scale(ODSS。上肢 0〜5・下肢 0〜7)がある。この画面の INCAT disability scale とは別の尺度

出典

  1. 日本神経学会 監修. CIDP、MMN 診療ガイドライン 2024. 南江堂; 2024.(表2 INCAT disability scale(Hughes 2001 より引用。冊子 p.92)、表3の注(冊子 p.92)、Q&A の解説(冊子 p.15-16)) https://www.neurology-jp.org/guidelinem/pdf/cidp_2024_01.pdf[ガイドライン]
  2. Hughes R, Bensa S, Willison H, et al; Inflammatory Neuropathy Cause and Treatment (INCAT) Group. Randomized controlled trial of intravenous immunoglobulin versus oral prednisolone in chronic inflammatory demyelinating polyradiculoneuropathy. Ann Neurol. 2001;50(2):195-201.(原典未見) PMID: 11506402[原著]

確認日: 2026-10-16

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。