臨床計算ツール

不感蒸泄の計算

体重と体温から、1日の不感蒸泄量を概算する

あと 2 項目

30〜150
kg
34〜41
℃

計算式

  • 不感蒸泄(mL/日)= 15 × 体重(kg)+ 200 ×(体温(℃)− 36.8)

注意

  • 成人の概算(成人の値として 15 mL/kg/日が示されている〈溝岡ら, 日本病院総合診療医学会雑誌 2017〉)。小児・乳児・新生児には使わない
  • 体温が 36.8℃ より低いと、式のとおり基礎量(15 mL/kg)より小さい値になる。実際の喪失量とは限らない
  • 人工呼吸器を加温加湿して使っているときは、呼気からの喪失が減る。総説(日本病院総合診療医学会雑誌 2017)は、通常の人工呼吸器使用では不感蒸泄を 2/3 に減らして計算するとしている(この式にはその補正を含めていない)
  • 発熱時の増え方は一定していない(体温 1℃ あたり 15% 程度とする総説がある)。室温が高いとき・発汗が多いときも増える。この式は概算で、実際の水分バランスは尿量・便・ドレーンなどと合わせて、医師の指示に従って評価する
  • 不感蒸泄は発汗を含まない(汗は別に量る)。米国医学研究所の食事摂取基準(2005)は、成人の皮膚からの不感蒸散を約 450 mL/日、呼気からの喪失を座位の人で 250〜350 mL/日と述べ、汗は別の経路としている

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。