臨床計算ツール

間質性肺炎合併肺癌の術後急性増悪リスクスコア

間質性肺炎を合併した肺癌の肺切除で、術後の急性増悪の危険を、7項目の点(0〜22点)で見る

あと 7 項目

間質性肺炎の急性増悪の既往(術前)

手術の前に、間質性肺炎の急性増悪を起こしたことがある(5点)

術式

区域切除以上(区域切除・肺葉切除・二葉切除・肺全摘)は4点、部分切除(楔状切除)は0点

胸部 CT で UIP パターン

胸部 CT 画像の所見が UIP パターン(4点)。UIP でない所見は0点

性別
術前のステロイド使用歴

手術の前にステロイドを使ったことがある(3点)

100〜10000
U/mL

術前の血清 KL-6。1000 U/mL 以上で2点

30〜150
%

術前の肺機能検査の %VC。80% 未満で1点(80% ちょうどは0点)

注意

  • 間質性肺炎を合併した肺癌で肺切除を受けた患者で作られた、術後30日以内の急性増悪(AE)を見る点数。7項目の値がそろった1022人のデータで作った
  • 識別の力は中等度(c 指数 0.709)。作った著者(Sato ら 2015)は結論で、さらに確かめと改良が要るとしつつ、日常の診療で使えると書く
  • 低リスク(0〜10点)・中リスク(11〜14点)・高リスク(15〜22点)の区分は、モデルが予測する術後の急性増悪の発症率が 10% 未満・10〜25%・25% を超える、で決めてある
  • ステロイドの項目は「術前に使ったことがあるか」だけを聞く(薬の量や期間は点数に入らない)

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。