臨床計算ツール

免疫性血小板減少症(ITP)の重症度分類

血小板数と出血症状(無症状・皮下出血・粘膜出血・重症出血)から Stage I〜V を選ぶ、指定難病 63 の重症度基準(Stage II 以上が対象)

あと 2 項目

1〜80
×10⁴/μL

例: 3.5(3.5万/μL)。表の行は 2 未満・2 以上 5 未満・5 以上 10 未満(×10⁴/μL)。結果が ×10³/μL で「35」なら 3.5、/μL で「35000」なら 3.5 と入れる。10 以上は表に行が無い

出血症状

重症度の表の列。治療開始後に使うときは、適切な医学的管理の下で、直近6か月間で最も悪い状態を医師が判断して選ぶ(留意事項)。複数の出血が重なるときの選び方は資料に書かれていない

基準

  • 血小板数が 10 ×10⁴/μL 以上(表に行が無い)
  • 血小板数が 5 以上 10 未満(×10⁴/μL)
  • 血小板数が 2 以上 5 未満(×10⁴/μL)
  • 血小板数が 2 未満(×10⁴/μL)
  • 無症状
  • 皮下出血
  • 粘膜出血
  • 重症出血

基準と判定

  • 表の行(血小板数、×10⁴/μL): 5 以上 10 未満・2 以上 5 未満・2 未満。表の列(臨床症状): 無症状・皮下出血・粘膜出血・重症出血
  • Stage は、5 以上 10 未満の行が I・I・II・IV、2 以上 5 未満の行が II・III・IV・V、2 未満の行が III・IV・IV・V(列の並びは上のとおり)
  • 重症度基準は Stage II 以上を対象とする

注意

  • この画面は重症度分類の表だけを扱う。診断の基準は別(免疫性血小板減少症の診断基準)で、血小板減少をはじめ、末梢血・骨髄所見・ほかの血小板減少症の除外を診断基準に当てる
  • 治療開始後の重症度は、適切な医学的管理の下で治療が行われている状態で、直近6か月間で最も悪い状態を医師が判断する(留意事項 2)
  • 重症度基準は Stage II 以上を対象とするが、症状の程度が重症度分類等で一定以上に該当しなくても、高額な医療を継続することが必要な人は医療費助成の対象とする(留意事項 3)。Stage I でも、これに当たる人はいる
  • 表の血小板数の行は 5 以上 10 未満・2 以上 5 未満・2 未満(×10⁴/μL)の3行で、10 以上の行は無い。診断基準の血小板減少は、診断基準(p.3)が 100,000/μL(10 ×10⁴/μL)以下、概要 1.(p.1)が「血小板数 10 万/μL 未満」と書き、10.0 ちょうどで資料の中が割れている。「以下」なら診断基準の条件には入るが、どちらにしても、この表には当たらない。この画面は、10 以上を Stage に当てず「表に当たらない」と返す
  • 出血症状は、皮下出血(点状出血・紫斑・斑状出血)、粘膜出血(歯肉出血・鼻出血・下血・血尿・月経過多など)、重症出血(生命を脅かす危険のある脳出血や重症消化管出血など)の定義を表の脚注が書く。複数の出血が同時にあるときにどの列を選ぶかは、資料に書かれていない

出典

  1. 厚生労働省. 指定難病 63 免疫性血小板減少症(概要、診断基準等). 情報提供元: 「血液凝固異常症に関する調査研究」(研究代表者 森下英理子).(<重症度分類>免疫性血小板減少症重症度基準の表・脚注 *1〜*3・留意事項 1〜3(p.5)、概要 6. 重症度分類(p.2)) https://www.mhlw.go.jp/content/10905000/001437306.pdf[ガイドライン]

    上記の資料をもとに、当ツールが編集・加工して作成しました(国・作成元が作成したものではありません)

確認日: 2026-10-16

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。