JESREC スコア(好酸球性副鼻腔炎)
慢性副鼻腔炎が好酸球性副鼻腔炎の側かを、病側・鼻茸・CT・末梢血好酸球の4項目で見る(0〜17点)
あと 4 項目
注意
- 点数だけでは確定診断にならない。指定難病 306 の診断基準は、JESREC スコアが 11点以上で、鼻茸組織中の好酸球が 400倍視野(接眼レンズ 22)で 70個以上あるときを Definite(確定診断)とする。臨床調査個人票は、鼻茸の生検を3視野で数えた平均値を書く欄を持つ
- 原著の組織の基準は「400倍視野の1視野あたりの鼻茸組織中好酸球が 70個以上」。原著は、この 70個を好酸球性副鼻腔炎の確定診断の基準に決め、手術前に生検をしなくても診断しやすいように、臨床スコアを作った
- 11点以上を好酸球性副鼻腔炎とする規則全体の性能: 感度 83%、特異度 66%、陽性的中率 62%、陰性的中率 85%。原著の 1,716 症例のデータで求めた値
- 末梢血好酸球の割合の境目は、2%・5%・10% を超えるか(「以上」ではなく「超える」。5% と 10% ちょうどは下の点)。原著の論文・学会の診断基準・厚生労働省の臨床調査個人票の表で同じ
- 重症度(軽症・中等症・重症)は、このスコアが 11点以上の症例について、別に決められている(指定難病 306 の重症度分類。末梢血好酸球・CT の篩骨洞優位と、気管支喘息・アスピリン不耐症・NSAID アレルギーの合併を見る)。この画面は点数と 11点の区切りだけを出す
出典
- Tokunaga T, et al. Novel scoring system and algorithm for classifying chronic rhinosinusitis: the JESREC Study. Allergy. 2015;70(8):995-1003.(Table 4(JESREC スコア)・Figure 2(アルゴリズム)の説明) PMID: 25945591、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5032997/[原著]
- 藤枝重治, 他. 好酸球性副鼻腔炎: 診断ガイドライン(JESREC Study). 日本耳鼻咽喉科学会会報. 2015;118(6):728-735.(表4(p.732)・図4と本文の重症度の節(p.734)) DOI: 10.3950/jibiinkoka.118.728、https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/118/6/118_728/_article/-char/ja[ガイドライン]
- 厚生労働省. 指定難病 306 好酸球性副鼻腔炎 臨床調査個人票(様式 2309-0306). 診断基準に関する事項(JESREC スコア)・診断のカテゴリー(Definite).(診断基準に関する事項 A(様式 2309-0306-000-02)・B と診断のカテゴリー(000-03)) https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001135755.pdf[ガイドライン]
上記の資料をもとに、当ツールが編集・加工して作成しました(国・作成元が作成したものではありません)
確認日: 2026-10-21
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。