Jolt accentuation(頭痛の増悪)
頭部を水平方向に1秒間に2〜3回の速さで回旋させたときに頭痛が増悪するかを見る診察の所見
あと 1 項目
基準
- 頭部の回旋で頭痛が増悪する
注意
- このツールは、診察で見た所見(頭部の回旋で頭痛が増悪したか)を入れ、細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014 の記述に沿った言葉を出すだけで、点数や確率は出さない。指針はこの所見を、細菌性髄膜炎の症状・症候の項目(頭痛)の中で説明している
- 原著(Uchihara と Tsukagoshi、1991年)の成績は、指針の表2によると54人の報告で、髄膜炎の34人中33人で陽性、髄膜炎でない20人中8人で陽性(感度 97.1%・特異度 60.0%。表2 の題は髄液細胞数増多の予測)。指針は、有用とした報告は日本の1件のみで症例数が少ないと書き、その後の報告では感度が 6.06〜63.9% と大きくばらつくとして、陰性であっても積極的に髄液検査を検討すべきとしている
- 原著の髄膜炎の34人の内訳は、指針の表2によると、細菌性1人・ウイルス性28人・結核性1人・その他4人。細菌性髄膜炎に特異的な所見ではなく、細菌性髄膜炎の診断への有用性は、この表からは分からない
- 2026年3月に「細菌性髄膜炎・単純ヘルペス脳炎診療ガイドライン2026」(南江堂)が出ているが、この画面は2014年版の記述による
出典
- Uchihara T, Tsukagoshi H. Jolt accentuation of headache: the most sensitive sign of CSF pleocytosis. Headache. 1991;31(3):167-171.(論文全体)(原典未見) DOI: 10.1111/j.1526-4610.1991.hed3103167.x[原著]
- 日本神経学会,日本神経治療学会,日本神経感染症学会 監修,「細菌性髄膜炎診療ガイドライン」作成委員会 編. 細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014. 南江堂; 2014.(3. 細菌性髄膜炎の症状・症候 CQ 3-1 解説・エビデンス 2)症状 ①頭痛(p.39-40)、表2(p.40)) https://www.neurology-jp.org/guidelinem/pdf/zuimaku_guide_2014_04.pdf[ガイドライン]
確認日: 2026-10-16
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。