Khorana スコア
化学療法を始める外来のがん患者の、静脈血栓塞栓症のリスクを5項目で見る
あと 5 項目
注意
- 対象は、新しく化学療法を始める外来のがん患者(18歳以上)。原著は急性白血病、移植後の患者、感染症の治療中の患者などを除いて作った。原著には、VTE の既往や抗凝固薬の使用のデータが無かった
- 原著は、化学療法を始める前の血液検査と BMI で点数をつける。VTE は担当医が診断した症状のあるものを数え、動脈の血栓は数えていない
- 区分(0点・1〜2点・3点以上)は原著のもの。血栓予防の対象にする点数の区切りは、使う指針で確かめる
- 原著の導出の集団には、脳腫瘍・腎臓がん・骨髄腫の患者が十分にいなかった。この画面は原著の表の部位だけで点数をつける。ほかの資料には、腎・脳を1点の部位に加えた記載もある
- 原著の表で泌尿生殖器の部位の書き方が割れている(導出の解析表は「泌尿生殖器〈前立腺を除く〉」、点数表は「膀胱・精巣」)。この画面は点数表に従った
- この画面の血小板数(35万/μL)・白血球数(1.1万/μL)・Hb(10 g/dL)は、原著の 350×10⁹/L・11×10⁹/L・100 g/L を換算した値
出典
- Khorana AA, Kuderer NM, Culakova E, Lyman GH, Francis CW. Development and validation of a predictive model for chemotherapy-associated thrombosis. Blood. 2008;111(10):4902-4907.(Table 2・Table 3、抄録、Methods) PMID: 18216292、DOI: 10.1182/blood-2007-10-116327、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2384124/[原著]
- 西村明莉, 池田義明. Khorana スコアによる静脈血栓塞栓症の発症予測の文献検討. 薬学雑誌. 2021;141(4):611-622.(p.613(Khorana スコア算出方法)) https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/141/4/141_20-00228/_pdf[解説・総説]
- 単位の換算: 血小板 350×10⁹/L = 35万/μL(×10⁹/L の数を 10 で割る)、白血球 11×10⁹/L = 1.1万/μL(同じく 10 で割る)、Hb 100 g/L = 10 g/dL。原著の「11×10⁹/L を超える」は 1.1万/μL を超える(1.1万ちょうどは含めない)[式の導き方]
確認日: 2026-10-15
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。