Lab-Score(発熱乳児)
感染源の分からない発熱の乳児・小児の、重篤な細菌感染症の危険を、PCT・CRP・尿の試験紙の3項目の点数で見る
あと 3 項目
注意
- 対象は、感染源を示す所見のない(fever without source)、生後7日から3歳までの子ども。直腸温 38.0°C 以上の発熱で、感染のフォーカスを示す所見が無いことが条件。除外は、受診前48時間以内の抗菌薬の投与、2日以内のワクチン接種、免疫不全、慢性疾患、5日以上続いている発熱
- 見ている転帰(SBI)は、菌血症、急性腎盂腎炎、大葉性肺炎、細菌性髄膜炎
- 規則全体の成績(3点未満を低リスクとしたとき)。導出の集団は、感度 94%(95%信頼区間 82〜99%)・特異度 81%(72〜88%)・陽性的中率 64%(51〜76%)・陰性的中率 98%(92〜99%)。検証の集団は、感度 94%(74〜99%)・特異度 78%(64〜87%)・陽性的中率 61%(42〜76%)・陰性的中率 97%(87〜100%)
- 年齢が上がると感度は上がり、特異度は下がる傾向がある。生後90日以下の外部検証では、侵襲性細菌感染(IBI: 血液か髄液から細菌を分離)に対して、感度 59.8%(95%信頼区間 49.3〜69.4%)・特異度 84.0%(82.4〜85.5%)・陽性的中率 13.4%(10.4〜17.2%)・陰性的中率 98.1%(97.3〜98.6%)で、感度は高くなかった
- 同じ生後90日以下の比較では、Lab-Score は Step-by-Step より約2倍の患者を低リスクに分類した。一方、Step-by-Step は、低リスクに分類された場合の IBI の見逃しが非常に少ない(原著 0.2%、外部検証 0.7%)
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。