臨床計算ツール

Lab-Score(発熱乳児)

感染源の分からない発熱の乳児・小児の、重篤な細菌感染症の危険を、PCT・CRP・尿の試験紙の3項目の点数で見る

あと 3 項目

0〜100
ng/mL

例: 0.45。0.5 ng/mL 未満が0点、0.5 以上 2 未満が2点、2 以上が4点

0〜30
mg/dL

例: 1.20。4.0 mg/dL 未満が0点、4.0 以上 10.0 未満が2点、10.0 以上が4点。検査結果が mg/L(例 12)なら 10 で割って入れる(40 mg/L = 4.0 mg/dL、100 mg/L = 10.0 mg/dL)

尿の試験紙が陽性(白血球エステラーゼ陽性か亜硝酸塩陽性)

白血球エステラーゼと亜硝酸塩のどちらかが陽性なら「はい」。どちらも陰性なら「いいえ」

注意

  • 対象は、感染源を示す所見のない(fever without source)、生後7日から3歳までの子ども。直腸温 38.0°C 以上の発熱で、感染のフォーカスを示す所見が無いことが条件。除外は、受診前48時間以内の抗菌薬の投与、2日以内のワクチン接種、免疫不全、慢性疾患、5日以上続いている発熱
  • 見ている転帰(SBI)は、菌血症、急性腎盂腎炎、大葉性肺炎、細菌性髄膜炎
  • 規則全体の成績(3点未満を低リスクとしたとき)。導出の集団は、感度 94%(95%信頼区間 82〜99%)・特異度 81%(72〜88%)・陽性的中率 64%(51〜76%)・陰性的中率 98%(92〜99%)。検証の集団は、感度 94%(74〜99%)・特異度 78%(64〜87%)・陽性的中率 61%(42〜76%)・陰性的中率 97%(87〜100%)
  • 年齢が上がると感度は上がり、特異度は下がる傾向がある。生後90日以下の外部検証では、侵襲性細菌感染(IBI: 血液か髄液から細菌を分離)に対して、感度 59.8%(95%信頼区間 49.3〜69.4%)・特異度 84.0%(82.4〜85.5%)・陽性的中率 13.4%(10.4〜17.2%)・陰性的中率 98.1%(97.3〜98.6%)で、感度は高くなかった
  • 同じ生後90日以下の比較では、Lab-Score は Step-by-Step より約2倍の患者を低リスクに分類した。一方、Step-by-Step は、低リスクに分類された場合の IBI の見逃しが非常に少ない(原著 0.2%、外部検証 0.7%)

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。