臨床計算ツール

MCV・MCH・MCHC(赤血球恒数)

赤血球数・Hb・Ht から平均赤血球容積・血色素量・血色素濃度を求める

MCV あと 2 項目
MCH あと 2 項目
MCHC あと 2 項目

200〜700
×10⁴/μL

例: 450(450万/μL)。検査結果が ×10⁶/μL で「4.50」なら 450、/μL で「4500000」なら 450 と入れる

5〜20
g/dL

MCH と MCHC に使う

15〜65
%

MCV と MCHC に使う

計算式

  • MCV(fL)= Ht(%)× 1000 ÷ 赤血球数(万/μL、×10⁴/μL)
  • MCH(pg)= Hb(g/dL)× 1000 ÷ 赤血球数(万/μL、×10⁴/μL)
  • MCHC(g/dL)= Hb(g/dL)× 100 ÷ Ht(%)
  • 判定は JCCLS 共用基準範囲(MCV 83.6〜98.2 fL、MCH 27.5〜33.2 pg、MCHC 31.7〜35.3 g/dL)と、表示した小数第1位の値を比べる。範囲の両端は範囲内

注意

  • 赤血球数は 万/μL(×10⁴/μL)で入れる(450万/μL なら 450)。単位を間違えると MCV・MCH が 100 倍ずれる
  • JCCLS の表3では MCH・MCHC の男女差指数(SDR)が 0.3〜0.5 で、男女別の範囲は表4にある(このツールの帯は表1-1の男女共通の範囲)。基準範囲は JCCLS の共用基準範囲(健常者の中央95%)で、施設ごとの基準範囲は違うことがある。貧血などの診断の線ではない。自施設の基準範囲も確かめる

出典

  1. 日本臨床検査標準協議会(JCCLS)基準範囲共用化委員会編. 日本における主要な臨床検査項目の共用基準範囲 ―解説と利用の手引き―. 2022/10/01 版.(表1-1、表4) https://www.jccls.org/wp-content/uploads/2022/10/kijyunhani20221031.pdf[ガイドライン]
  2. 日野志郎. 赤血球恒数. medicina. 1975;12(4):472-473.(抄録) DOI: 10.11477/mf.1402205872、https://doi.org/10.11477/mf.1402205872[解説・総説]
  3. 赤血球恒数の定義: MCV = Ht ÷ 赤血球数(赤血球1個の平均の容積)、MCH = Hb ÷ 赤血球数(1個あたりの Hb 量)、MCHC = Hb ÷ Ht(赤血球の容積あたりの Hb 濃度)。単位は赤血球数 ×10⁴/μL(万/μL)、Ht %、Hb g/dL とすると、MCV(fL)= Ht × 1000 ÷ 赤血球数、MCH(pg)= Hb × 1000 ÷ 赤血球数、MCHC(g/dL)= Hb × 100 ÷ Ht(赤血球数が ×10⁶/μL なら Ht × 10 ÷ 赤血球数、Hb × 10 ÷ 赤血球数。×10⁶/μL = 100 × ×10⁴/μL)。[式の導き方]

確認日: 2026-10-13

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。