臨床計算ツール

MG composite スケール(重症筋無力症 0〜50点)

眼瞼下垂・複視・閉眼・会話・咀嚼・嚥下・呼吸・頸・上肢・下肢の10項目を、重みつきの点で足して 0〜50 点で表す

あと 10 項目

上方視で眼瞼下垂が出るまでの時間(医師の観察)

上を見続けさせて、まぶたが下がるまでの時間。選択肢は秒の区分

側方視で複視が出るまでの時間(医師の観察)

横を見続けさせて、二重に見えるまでの時間。選択肢は秒の区分

閉眼の筋力(医師の観察)
会話・発音(患者の申告)
咀嚼(患者の申告)
飲み込み(患者の申告)
重症筋無力症による呼吸の状態
頸の前屈・背屈の筋力(弱いほうを選ぶ。医師の観察)
上肢を挙げる筋力(医師の観察)
下肢を挙げる筋力(医師の観察)

注意

  • 合計は 0〜50 点。各項目は正常を 0 点とし、重い選択肢ほど点が大きくなる(閉眼の軽度の低下は正常と同じ 0 点)。点の重みは項目ごとに違い、同じ区分でも項目によって点が違う(例: 時間が 1〜10 秒のとき、眼瞼下垂は 2 点、複視は 3 点)
  • 合計点の区切り(軽症・重症など)は、診療ガイドラインの表に書かれていないので、この画面は判定の言葉を出さない
  • 診療ガイドラインは、MG composite を、MG-ADL スケールと QMG スコアの長所と短所を踏まえて考案された尺度とし、医師の主観的判断がある程度許されるため煩雑でない、と書く。10 項目のうち、時間・閉眼・頸・上肢・下肢の項目は医師の観察、会話・咀嚼・嚥下の項目は患者の申告による(ガイドライン 2022 の表4)
  • 評価できない項目の扱いは、資料に書かれていない。この画面は 10 項目すべてに答えたときだけ合計を出す

出典

  1. 日本神経学会 監修, 「重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン」作成委員会 編. 重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン 2022. 2022.(CQ 3-2「表4 The Myasthenia Gravis Composite Scale」(ガイドライン p.28、PDF p.42)、CQ 3-2 の解説と文献) https://neurology-jp.org/guidelinem/pdf/mg_2022.pdf[ガイドライン]
  2. Burns TM, Conaway MR, Cutter GR, Sanders DB; Muscle Study Group. Construction of an efficient evaluative instrument for myasthenia gravis: the MG composite. Muscle Nerve. 2008;38(6):1553-1562.(原典未見) PMID: 19016543[原著]
  3. Burns TM, Conaway M, Sanders DB; MG Composite and MG-QOL15 Study Group. The MG Composite: A valid and reliable outcome measure for myasthenia gravis. Neurology. 2010;74(18):1434-1440.(原典未見) PMID: 20439845[原著]

確認日: 2026-10-16

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。