臨床計算ツール

NAFLD 線維化スコア(NFS)

年齢・BMI・糖代謝・AST/ALT 比・血小板数・アルブミンから、脂肪性肝疾患の高度線維化の拾い上げに使うスコアを計算する

あと 6 項目

18〜100
歳
15〜60
kg/m²
耐糖能異常または糖尿病がある
0.3〜4

AST ÷ ALT を小数第2位まで入れる。例: AST 30・ALT 40 なら 0.75

20〜600
×10⁹/L

×10⁹/L は ×10³/μL と同じ数。15.2 万/μL なら 152、/μL で 152,000 なら 152 と入れる

1.5〜5.5
g/dL

計算式

  • NFS = −1.675 + 0.037 ×年齢(歳)+ 0.094 × BMI(kg/m²)+ 1.13 ×(耐糖能異常または糖尿病: あり=1、なし=0)+ 0.99 × AST/ALT 比 − 0.013 ×血小板数(×10⁹/L)− 0.66 ×アルブミン(g/dL)
  • 区切りは −1.455 と 0.676。−1.455 未満を低値、−1.455 以上 0.676 以下を中間値、0.676 を超えるものを高値とする
  • 小数第3位に丸めて表示し、判定も表示した値で行う

注意

  • 区切り(−1.455・0.676)は、脂肪性肝疾患(NAFLD/NASH)で高度線維化を拾い上げるために使う値(2020年の指針)。ほかの病気に使うときの区切りは、この画面では扱わない
  • 血小板数は ×10⁹/L で入れる。万/μL の値(15 など)をそのまま入れると、血小板数を 10 分の 1 として計算し、NFS は高い値になる
  • 中間値と高値の区切りを「0.675 以上を高い側」と書く図も、同じ指針にある。この画面は解説の文(0.676 を超えると高値)に従うので、表示が 0.675 と 0.676 のときは中間値になる
  • AST/ALT 比は自分で割って入れる。小数第3位以下を丸めた値を入れると、境目の近くでは判定が変わりうる

出典

  1. Angulo P, Hui JM, Marchesini G, et al. The NAFLD fibrosis score: a noninvasive system that identifies liver fibrosis in patients with NAFLD. Hepatology. 2007;45(4):846-854.(原典未見) PMID: 17393509、DOI: 10.1002/hep.21496[原著]
  2. 日本消化器病学会・日本肝臓学会編. NAFLD/NASH 診療ガイドライン 2020(改訂第2版). 南江堂; 2020.(CQ 3-1 表1、CQ 3-3 解説、フローチャート(2)) https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/guideline/pdf/nafldnash2020.pdf[ガイドライン]
  3. Treeprasertsuk S, Björnsson E, Enders F, Suwanwalaikorn S, Lindor KD. NAFLD fibrosis score: A prognostic predictor for mortality and liver complications among NAFLD patients. World J Gastroenterol. 2013;19(8):1219-1229.(Definitions) PMID: 23482703、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3587478[解説・総説]

確認日: 2026-10-15

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。