NIHSS(NIH Stroke Scale)
脳卒中の神経学的重症度を、意識・視野・運動・言語など15項目の素点の合計(0〜42点)で表す
あと 15 項目
注意
- NIHSS は、意識・視野・眼球運動・顔面神経麻痺・四肢の筋力・失調・感覚・言語などの15項目の素点を合計する尺度で、合計は 0〜42 点(最重症は 39 点)。適正治療指針は、最も一般的に用いられる脳卒中スケールと紹介する。この画面は、点の区分(軽症・重症などの帯)を持たない(指針の表に区分が無い)
- 評価不能(切断・関節癒合・挿管など)を表す 9 は、合計に加えない。上下肢の運動と構音障害は指針の表6がそう書く。運動失調は、NINDS の採点表が切断・関節癒合を点ではなく UN(評価不能)とするので、同じく加えない。9 を選ぶと、その項目の分だけ合計が小さく出る。9 とした理由は記録しておく(指針の表5。NINDS の採点表も説明を書くよう求める)
- 表の順(1a から 11)に評価し、逆戻りや評点の変更をしない。間違った答えを患者が修正しても、最初に言った答えで評点する。評点は、患者ができるだろうと医師が推測したことではなく、患者がしたことに合わせる。検査の最中に記録する。指示された部分以外では、患者を誘導しない(指針の表6)
- 急性期に正確に評価するには、ある程度の訓練が要る(指針)。顔面麻痺は検者間の一致率が最も悪いと報告されている(指針の表6)
- 指針の表5は上肢・下肢を1項目ずつ書く。NINDS の採点表(2003 版)は 5a・5b・6a・6b と左右を分けて15項目にしていて、この画面はこれに合わせた
出典
- 日本脳卒中学会 脳卒中医療向上・社会保険委員会 静注血栓溶解療法指針改訂部会. 静注血栓溶解(rt-PA)療法 適正治療指針 第三版. 2019年3月.(7-3「脳卒中評価スケール」(p.17)・表5(pp.18-19)・表6(p.19)) https://www.jsts.gr.jp/img/rt-PA03.pdf[ガイドライン]
- National Institute of Neurological Disorders and Stroke (NINDS). NIH Stroke Scale (2003 版の採点表。Brott 1989 に基づく).(項目 1a〜11(15項目・5a/5b・6a/6b)と UN(評価不能)の注、4. 顔面麻痺 3 点の「一側または両側」、利用条件の文)[原著]
- Brott T, Adams HP Jr, Olinger CP, Marler JR, Barsan WG, Biller J, Spilker J, Holleran R, Eberle R, Hertzberg V. Measurements of acute cerebral infarction: a clinical examination scale. Stroke. 1989;20(7):864-870.(原典未見) PMID: 2749846、DOI: 10.1161/01.str.20.7.864[原著]
- Lyden P, Brott T, Tilley B, Welch KM, Mascha EJ, Levine S, Haley EC, Grotta J, Marler J; NINDS TPA Stroke Study Group. Improved reliability of the NIH Stroke Scale using video training. Stroke. 1994;25(11):2220-2226.(原典未見) PMID: 7974549、DOI: 10.1161/01.STR.25.11.2220[原著]
確認日: 2026-10-16
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。