産科ショック指数(産科危機的出血への対応指針 2022)
心拍数を収縮期血圧で割った値を、産科危機的出血への対応指針の区切り(SI 1 と 1.5)で見る
あと 2 項目
計算式
- ショックインデックス(SI)= 心拍数(回/分)÷ 収縮期血圧(mmHg)。単位のない値
- 帯は産科危機的出血への対応指針 2022 の区切り: SI 1 未満、1 以上 1.5 未満、1.5 以上。値は小数第2位に丸めて、帯を引く
注意
- 産科危機的出血への対応指針 2022 は、分娩時・分娩後の大量出血で、SI(心拍数 ÷ 収縮期血圧)を対応の分岐に使う。この画面は SI を計算し、指針の区切り(1 と 1.5)で見る
- 指針は SI 1 について2通りに書く。フローチャートの分岐は「SI 1 以上」に出血量(経腟 1 L、帝王切開 2 L 以上)を添えて書き、同じ頁の注記は「妊婦の SI 1 は約 1.5 L、SI 1.5 は約 2.5 L の出血量であることが推測される」と書く。画面は帯の解説に両方を並べた。SI が 1 未満でも、出血量の条件で「分娩後異常出血」に分かれうる
- 分娩では、外から見える出血が少なくても、生命の危機となる腹腔内出血や後腹膜腔出血を来たす疾患(頸管裂傷、子宮破裂など)がある。指針は、計測された出血量だけにとらわれず、バイタルサインの異常と SI に留意して管理するとしている
- 「産科危機的出血」の宣言は、SI だけでなく、産科 DIC スコア 8 点以上やフィブリノゲン 150 mg/dL 未満でも行う(指針のフローチャートと本文)。指針は SI 1.5 以上を「各種対応にもかかわらず」と書き、対応の経過を前提にしている
- 収縮期血圧が 0 の入力では計算できない(割り算にならない)。心拍数が 0 のときの 0.00 は、数としては出るが、意味のある値ではない
出典
- 日本産科婦人科学会, 日本産婦人科医会, 日本周産期・新生児医学会, 日本麻酔科学会, 日本輸血・細胞治療学会, 日本IVR学会. 産科危機的出血への対応指針 2022. 2022年1月(改訂).(産科危機的出血への対応フローチャート(p.1)、産科出血の特徴・産科出血への対応(p.2)) https://www.jsog.or.jp/activity/pdf/shusanki_taioushishin2022.pdf[ガイドライン]
確認日: 2026-10-16
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。