臨床計算ツール

酸素ボンベの残り時間

ボンベの満充填の量と圧力計の値から酸素の残りを出し、酸素流量で割って使える時間を出す

使用可能時間 あと 3 項目
使用可能時間(時間) あと 3 項目
酸素残量 あと 2 項目

100〜7000
L

満タンにしたときに入っている酸素の量(L)。在宅でよく使われるのは 300。容器の内側の大きさ(内容積)ではない

0〜15
MPa

圧力計の針の読み(満タンは 14.7)。kgf/cm² の目盛なら 0.0980665 を掛けて MPa にして入れる(150 kgf/cm² は約 14.7 MPa)

0.25〜15
L/min

減圧弁(流量計)で設定した流量。例: 2 または 0.25

計算式

  • 酸素残量(L)= 満充填の量(L)× 圧力計の値(MPa)÷ 14.7。14.7 MPa は満タンの圧力計の値
  • 使用可能時間(分)= 酸素残量(L)÷ 酸素流量(L/min)
  • 圧力計が kgf/cm² の目盛のときは、0.0980665 を掛けて MPa にしてから入れる

注意

  • 満タンの圧力計の値を 14.7 MPa とした式。満タンが 14.7 MPa と違うボンベには使えない
  • 入れる容量は、満タンにしたときに入っている酸素の量(L)。ボンベの容器の内側の大きさ(内容積)ではない
  • 圧力計の値に比例して酸素が残るとみなし、流量を一定として、残りをすべて使い切るまでの時間を出す。余裕の係数は掛けていない
  • 出た時間は表示の桁(分は整数、時間は小数第1位)で丸めた値。丸めると 0 になる値は、実際は 0 ではない

出典

  1. 大阪府医師会「小児の医療的ケア検討委員会」. 小児の在宅生活支援のための医療的ケア・マニュアル(改訂第3版). Ⅲ. 在宅医療の実際 3. 在宅酸素療法. 大阪府医師会.(3. 在宅酸素療法 2. 酸素器材(酸素供給源)について 2)酸素ボンベの使用方法(酸素ボンベ使用可能時間計算式)) https://www.osaka.med.or.jp/img/doctor/care-manual/care-manual-3-3.pdf[ガイドライン]
  2. 圧力の単位換算: 1 kgf/cm² = 0.0980665 MPa(標準重力加速度 9.80665 m/s²、1 kgf = 9.80665 N、1 cm² = 10⁻⁴ m² による)。満タンの 14.7 MPa は 約150 kgf/cm²。[式の導き方]

確認日: 2026-10-15

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。