リウマチ性多発筋痛症(PMR)の分類基準(2012 年 EULAR/ACR 暫定)
50 歳以上で両側の肩の痛みと CRP・赤沈の異常がある人に、朝のこわばり・股関節・RF/ACPA・ほかの関節の点(と任意の超音波)を足して PMR と分類する、2012 年 EULAR/ACR の暫定分類基準
あと 8 項目
注意
- 診断基準ではなく、臨床試験の対象者の選び方などのための暫定の分類基準(論文の題は provisional classification criteria)。他の疾患でより良く説明できるときは適用しない(論文の対象は、新たに始まった〈12 週間未満〉両側の肩の痛みがある 50 歳以上で、症状が別の診断でうまく説明されない人)
- 必須条件(50 歳以上・両側の肩の痛み・CRP または赤沈の異常)は点数に入らない。CRP・赤沈の異常は、論文では各施設の基準範囲で正常・異常に分けている
- 超音波の項目は任意。超音波を使わない手順は 0〜6 点で 4 点以上、使う手順は 0〜8 点で 5 点以上が PMR と分類される(超音波を行ったのに 4 点だけのときは、分類されない)
- 論文の検証では、超音波なしの 4 点以上は、全対照群に対して感度 68%・特異度 78%、超音波ありの 5 点以上は感度 66%・特異度 81%。肩の疾患に対する特異度は 88%(超音波なし)・89%(超音波あり)、関節リウマチに対しては 65%・70% だった
出典
- Dasgupta B, Cimmino MA, Maradit-Kremers H, et al. 2012 provisional classification criteria for polymyalgia rheumatica: a European League Against Rheumatism/American College of Rheumatology collaborative initiative. Ann Rheum Dis 2012;71(4):484-492.(表 6(Table 6)・本文) PMID: 22388996、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3298664/[原著]
- Dasgupta B, et al. 2012 provisional classification criteria for polymyalgia rheumatica: a European League Against Rheumatism/American College of Rheumatology collaborative initiative. Arthritis Rheum 2012;64(4):943-954.(原典未見) PMID: 22389040[原著]
確認日: 2026-10-20
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。