臨床計算ツール

PNI(予後推定栄養指数。小野寺)

血清アルブミンと総リンパ球数から、消化器がんの手術の危険を栄養状態で見積もる

あと 2 項目

1.5〜5.5
g/dL
200〜6000
/mm³

1 mm³ あたりの個数(/μL と同じ)。白血球数 × リンパ球の割合(%)÷ 100 で出す。例: 白血球 5000/mm³ でリンパ球 30% なら 1500

計算式

  • PNI = 10 ×(血清アルブミン g/dL)+ 0.005 ×(末梢血の総リンパ球数 /mm³)
  • 総リンパ球数は、白血球数 × リンパ球の割合(%)÷ 100
  • 判定は、小数第1位に丸めた PNI で行う

注意

  • 原著の対象は、消化器がんの低栄養の患者(導出は 200人、前向きの適用は術前に完全静脈栄養を行った 189人)の消化管の手術。ほかの手術・病態に当てはめた判定ではない
  • 45 と 40 ちょうどの扱いは資料で違う。原著の抄録は「45 を超える」「45〜40 の間」「40 未満」と書くので、この画面は 45 ちょうどと 40 ちょうどを 45〜40 の範囲に入れた
  • 原著の抄録は、末期のがんでは、完全静脈栄養を行っても PNI が 40 未満で総リンパ球数が 1000/mm³ 未満のままなら、2か月以内に死亡する可能性が高いと書いている(予後を知る目安)

出典

  1. Onodera T, Goseki N, Kosaki G. Prognostic nutritional index in gastrointestinal surgery of malnourished cancer patients. Nihon Geka Gakkai Zasshi. 1984;85(9):1001-1005.(抄録) PMID: 6438478[原著]

確認日: 2026-10-15

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。