POUND スコア(片頭痛の診断)
頭痛の5つの特徴を数えて、片頭痛らしさを見る
あと 5 項目
注意
- POUND は、片頭痛かどうかを見分けるための5つの特徴を数える方法(ニーモニック)。画像検査が要るか、二次性頭痛やくも膜下出血などを除外できるかを決める規則ではない。総説は、重大な頭蓋内の異常を除外できる臨床所見は見つからなかったとしている(抄録)
- 尤度比は、確実または可能性のある片頭痛の診断に対するもの。4つを満たすときの尤度比 24 は信頼区間が 1.5〜388 と非常に広く、数値は目安にとどまる(抄録)
- 2点以下の帯について、Detsky らの総説で、確実または可能性のある片頭痛の尤度比は 0.41(95%CI 0.32〜0.52)。尤度比が1より小さく、片頭痛の可能性を下げる向きの所見
- 3点の帯について、Detsky らの総説で、確実または可能性のある片頭痛の尤度比は 3.5(95%CI 1.3〜9.2)。尤度比が1より大きく、片頭痛の可能性を上げる向きの所見
- 4点以上の帯について、5つすべてを満たすときの尤度比は抄録に書かれていない
- 5項目のうち少なくとも4つを満たす頭痛は、片頭痛の可能性が最も高い(AAFP の解説)。プライマリ・ケアで片頭痛の診断を助ける臨床決定ルールとして挙げられている(AAFP 2022)
- 項目の言葉は、拍動性・4〜72時間・片側性・悪心(または嘔吐)・日常生活に支障の強さ(Disabling)。AAFP の解説は「悪心または嘔吐」と書き、Detsky らの抄録は「悪心」と書く
出典
- Detsky ME, McDonald DR, Baerlocher MO, Tomlinson GA, McCrory DC, Booth CM. Does this patient with headache have a migraine or need neuroimaging? JAMA. 2006;296(10):1274-1283.(抄録)(原典未見) PMID: 16968852、DOI: 10.1001/jama.296.10.1274[原著]
- Hainer BL, Matheson EM. Approach to acute headache in adults. Am Fam Physician. 2013;87(10):682-687.(Migraine Headaches の節) https://www.aafp.org/pubs/afp/issues/2013/0515/p682.html[解説・総説]
- Viera AJ, Antono B. Acute headache in adults: a diagnostic approach. Am Fam Physician. 2022;106(3):260-268. https://www.aafp.org/pubs/afp/issues/2022/0900/acute-headache-adults.html[解説・総説]
確認日: 2026-10-13
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。