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真性多血症の血栓症リスク分類

真性多血症の血栓症のなりやすさを、年齢(60 歳)と血栓症の既往で低リスク・高リスクに分ける(European LeukemiaNet の分類)

あと 2 項目

18〜100
歳

60 歳を超える(61 歳以上)と高リスク。例: 58

血栓症の既往がある

動脈血栓症か静脈血栓症か、重い事象に限るかは、原著に書かれていない。診断前か診断後かの区別も原著の分類には書かれていない

基準

  • 年齢が 60 歳を超える
  • 血栓症の既往がある

注意

  • 年齢の境目は資料で書き方が割れる。原著(Barbui 2011)は要旨と分類の節(Risk Classification)が「60 歳を超える」(older than 60 years)、「60 歳以上」(≥ 60 years old)は治療の節の1か所だけ。日本血液学会の診療ガイドライン第3.1版の表5と本文は「60 歳以上」(≧60)。この画面は原著の分類の節の記号に合わせ、60 歳ちょうどは低リスクにする(60 歳ちょうどの人は、診療ガイドラインの表5では高リスクになる)
  • 「血栓症の既往」について、動脈か静脈か、重い事象に限るかを原著は定義していない(治療の項に major の語が出る)。診断前の事象に限るかも書かれていない
  • 診療ガイドラインの表5には、この分類のほかに Tefferi らの分類(低・中間・高の3群。低リスクの条件に血小板数 150 万/μL 未満と心血管のリスク因子〈喫煙・高血圧・うっ血性心不全〉がないことを含む)も載る。この画面はそのうち、年齢と血栓症の既往だけで分ける2群の分類で、中間リスクは無い
  • この分類にヘマトクリットや心血管のリスク因子は入らない。ヘマトクリットは治療の目標として扱われ、危険因子としては使われていない(原著)
  • この分類は血栓症のなりやすさの層別で、生存の予後を分ける点数ではない(生存の点数は真性多血症の IWG-MRT 予後スコア)

出典

  1. Barbui T, Barosi G, Birgegard G, Cervantes F, Finazzi G, Griesshammer M, Harrison C, Hasselbalch HC, Hehlmann R, Hoffman R, Kiladjian JJ, Kröger N, Mesa R, McMullin MF, Pardanani A, Passamonti F, Vannucchi AM, Reiter A, Silver RT, Verstovsek S, Tefferi A. Philadelphia-negative classical myeloproliferative neoplasms: critical concepts and management recommendations from European LeukemiaNet. J Clin Oncol. 2011;29(6):761-770.(Abstract・Risk Classification(分類の節)・Therapy(治療の節の年齢の記載)) PMID: 21205761、DOI: 10.1200/JCO.2010.31.8436、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4979120/[原著]
  2. 日本血液学会(編). 造血器腫瘍診療ガイドライン 第3.1版(2024年版). 1_4 骨髄増殖性腫瘍. 日本血液学会ホームページ(Web 版).(表5「PV における血栓症のリスク分類」) https://www.jshem.or.jp/gui-hemali/1_4.html[ガイドライン]

確認日: 2026-10-16

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。