臨床計算ツール

QMG スコア(重症筋無力症の筋力 0〜39点)

複視・眼瞼下垂・顔面筋・嚥下・構音・上肢・肺活量・握力・頭部・下肢の 13 項目の客観的な検査を 0〜3 点ずつにして足す

あと 12 項目

右方視・左方視で複視が出るまでの時間

横を見続けさせて、二重に見えるまでの時間。選択肢は秒の区分(表は右方視・左方視を1項目で書く)

上方視で眼瞼下垂が出るまでの時間

上を見続けさせて、まぶたが下がるまでの時間。選択肢は秒の区分

顔面筋力(閉眼)
100 cc の水の飲み込み
1〜50

50 まで言えたときは 50 を入れる。例: 30

右: 座位で上肢を 90° 挙上したまま保てる時間
左: 座位で上肢を 90° 挙上したまま保てる時間
20〜120
%

例: 75。整数で入れる

性別(握力の区分に使う)

握力の区分が男女で違う。点数にはならない

臥位で頭部を 45° 挙上したまま保てる時間
右: 臥位で下肢を 45° 挙上したまま保てる時間
左: 臥位で下肢を 45° 挙上したまま保てる時間

注意

  • 合計は 0〜39 点(13 項目の 0〜3 点の和)。0 が正常、3 が重度の列で、点が大きいほど重い。合計点の区切り(軽症・重症など)は、診療ガイドラインの表に書かれていないので、この画面は判定の言葉を出さない
  • 診療ガイドラインは、QMG スコアは客観的な評価法で、簡便な検査とはいえないが、外眼筋や一見正常な筋力の筋でも易疲労性を捉えられる点で検出感度が高いと書く
  • 診療ガイドラインが挙げる注意点: 健常者でも 0 点にならない場合が少なくないこと、患者の自覚的な変化が点数の変化に反映されない場合があること。診察時点の評価なので、日によって変動する症状が反映されない場合もある
  • 時間の項目の「正常」の列は、表が 1 つの値(61 秒・240 秒・120 秒・100 秒)で書く。この画面の選択肢の「正常」は、その列に当たる
  • 評価できない項目の扱いは、資料に書かれていない。この画面は、すべての項目に答えたときだけ合計を出す

出典

  1. 日本神経学会 監修, 「重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン」作成委員会 編. 重症筋無力症/ランバート・イートン筋無力症候群診療ガイドライン 2022. 2022.(CQ 3-2「表3 QMG スコア」(ガイドライン p.27、PDF p.41)と解説) https://neurology-jp.org/guidelinem/pdf/mg_2022.pdf[ガイドライン]
  2. Jaretzki A 3rd, Barohn RJ, Ernstoff RM, et al.; Task Force of the Medical Scientific Advisory Board of the Myasthenia Gravis Foundation of America. Myasthenia gravis: recommendations for clinical research standards. Neurology. 2000;55(1):16-23.(原典未見) PMID: 10891897[原著]

確認日: 2026-10-16

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。