臨床計算ツール

Ramsay(Ramsay Sedation Scale)

鎮静の深さの評価(覚醒3段階・睡眠3段階の6段階)

あと 1 項目

鎮静の深さ(患者の様子と、刺激への反応から、当たる段階を1つ)

不安・不穏

協力的で穏やか

指示にのみ反応

眠っている・素早く反応

眠っている・反応が鈍い

反応なし

注意

  • 鎮静の深さを、1(不安・不穏)から 6(反応なし)の6段階で表す。1〜3 は目を覚ましている段階、4〜6 は眠っている段階で、選んだ1つの段階がそのまま結果。点数の合計はない
  • 原著(1974)は alphaxalone-alphadolone による鎮静の報告で、この6段階はその鎮静の深さを記録するために示された
  • 日本集中治療医学会の J-PAD ガイドライン(2014)は、この尺度を「古くから知られているが、エビデンスの質が低く、検証は不十分」とし、成人の鎮静深度と鎮静の質の評価には RASS と SAS が最も有用としている。日本の ICU でも鎮静深度の評価にこの尺度が使われ続けている実態を、ガイドラインは指摘している
  • 不穏(興奮)を細かく分けない尺度で、1(不安・不穏)に不穏の程度の違いはすべて含まれる。不穏の程度も評価したいときは RASS か SAS を使う

出典

  1. Ramsay MA, Savege TM, Simpson BR, Goodwin R. Controlled sedation with alphaxalone-alphadolone. Br Med J. 1974; 2(5920): 656-659. doi:10.1136/bmj.2.5920.656(p.656 Method) https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC1613102/[原著]
  2. Merck Manual Professional Edition. The Ramsay Sedation Scale(表。Ramsay ら 1974 から改変して載せたもの).(The Ramsay Sedation Scale の表) https://www.merckmanuals.com/professional/multimedia/table/the-ramsay-sedation-scale[成書]
  3. 日本集中治療医学会 J-PAD ガイドライン作成委員会. 日本版・集中治療室における成人重症患者に対する痛み・不穏・せん妄管理のための臨床ガイドライン. 日本集中治療医学会雑誌. 2014; 21(5): 539-579.(CQ11の解説) https://www.jsicm.org/pdf/2015-J-PAD-guideline.pdf[ガイドライン]

確認日: 2026-10-13

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。