Rockall スコア(臨床評価)
上部消化管出血で、内視鏡の前に付けられる3項目(年齢・ショック・併存疾患)の点数
あと 3 項目
注意
- Rockall スコアのうち、内視鏡の前に付けられる3項目(年齢・ショック・併存疾患)だけを足した点数(0〜7点)。内視鏡の診断と出血の徴候を足した全体の点数(0〜11点)は「Rockall スコア(臨床評価+内視鏡所見)」。原著の対象は、16 歳を超える急性上部消化管出血の全例(静脈瘤による出血を含む)
- 年齢の 80 歳ちょうどは 80 歳以上(2点)、心拍数の 100 回/分ちょうどは 100 以上の側(頻脈)に入る(原著の表)。年齢の入力は 18 歳から
- 血圧低下は、収縮期血圧が 100 mmHg 未満のとき、心拍数にかかわらず2点(原著の表)。収縮期血圧が 100 mmHg 以上で心拍数だけが 100 以上のときは頻脈(1点)
- ガイドラインは、臨床データだけからなる clinical Rockall score が用いられることもある、と述べる。治療介入の要否・再出血・死亡のリスクの予測に使う、とも述べる
- 原著の抄録は、内視鏡の前の点数で低リスク(再出血が少なく、死亡がほぼ無い)と見なせる人を全体の 15%、内視鏡のあとの完全版で 26%と述べる。原著の表 IV(A) では、内視鏡の前の点数が 0 点の群は全体の 14.9%で、死亡は 0.2%。原著の考察は、死亡のリスクが無視できる人の絞り込みは、診断と出血の徴候を評価したあとでないとできない、と述べる。この3項目だけの点数に、原著は区切りの値を示していない
出典
- Rockall TA, Logan RF, Devlin HB, Northfield TC. Risk assessment after acute upper gastrointestinal haemorrhage. Gut. 1996;38(3):316-321.(表 III(p.318)、表 I(p.317)、表 IV・結果(p.319)、考察(p.320)、抄録(p.316)) PMID: 8675081、DOI: 10.1136/gut.38.3.316、https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC1383057/[原著]
- 藤城光弘, 井口幹崇, 小野敏嗣, ほか. 非静脈瘤性上部消化管出血における内視鏡診療ガイドライン(第2版). 日本消化器内視鏡学会. 2023.(Table 4(p.7)、本文(p.5、p.7)) https://www.jges.net/wp-content/uploads/2023/12/93c2cf2ee7ab289bd734a82c6dee45c8.pdf[ガイドライン]
確認日: 2026-10-15
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。