臨床計算ツール

ROX index(HFNC の成否を見る指標)

(SpO2 ÷ FiO2)÷ 呼吸数。高流量鼻カニュラ酸素療法を始めた肺炎の患者で、挿管になるかを時間ごとの基準で見る

あと 4 項目

70〜100
%
21〜100
%

HFNC の装置に設定した吸入酸素の割合を % で(例: 60)。「0.6」のような割合で書かれていたら 100 を掛ける

4〜50
回/分
HFNC を始めてからの時間

基準が示されているのは 2・6・12 時間後。その時点の SpO2・FiO2・呼吸数を入れる

計算式

  • ROX =(SpO2(%)÷ FiO2(割合。% を 100 で割った値))÷ 呼吸数(回/分)
  • 判定は HFNC を始めてからの時間ごとに、挿管になるリスクが低い側は 4.88 以上、HFNC の失敗(挿管)の予測因子は 2 時間後 2.85 未満・6 時間後 3.47 未満・12 時間後 3.85 未満。その間は、どちらの基準にも当たらない
  • 判定は表示する値(小数第2位)で引く

注意

  • 基準が示された対象は、肺炎に伴う急性呼吸不全で HFNC を受けている患者(2 年間の多施設の前向き観察研究)
  • 基準が示されているのは HFNC を始めて 2・6・12 時間後。それ以外の時点の値は、この基準で判定できない
  • ROX の式では、SpO2 と FiO2 の比のほうが、呼吸数より重みが大きい
  • 著者は、挿管のリスクが低い患者と高い患者を見分ける助けになる指標と結論している
  • 判定は表示する値(小数第2位)で引く。呼吸数が 0 では計算できない

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。