臨床計算ツール

SAS(Riker Sedation-Agitation Scale)

鎮静と興奮の程度の評価(1 から 7 の7段階)

あと 1 項目

鎮静・興奮の程度(当たる段階を1つ)

危険な興奮

非常に興奮

興奮

穏やかで協力的

鎮静

強い鎮静

覚醒不能

注意

  • 成人の重症患者の鎮静と興奮の程度を、1(覚醒不能)から 7(危険な興奮)の7段階で表す。1〜3 が鎮静の側、4 が穏やかで協力的な状態、5〜7 が興奮の側。選んだ1つの段階がそのまま結果で、点数の合計はない
  • 原著は成人の重症患者を対象にした評価(題名は adult critically ill patients)。表の言葉どおりに、いちばん当たる段階を1つ選ぶ
  • J-PAD ガイドライン(2014)は、成人の鎮静深度と鎮静の質の評価に最も有用な主観的スケールとして SAS と RASS を挙げている。人工呼吸管理中の成人の目標鎮静深度は SAS 3〜4(RASS -2〜0)で、「浅い鎮静」「深い鎮静」の定義は明確でないとも書く
  • J-PAD の PAD ケアバンドルの区分の対応: 不穏は SAS 5〜7(RASS +1〜+4)、覚醒(安静)は SAS 4(RASS 0)、浅い鎮静は SAS 3(RASS -1〜-2)、深い鎮静は SAS 1〜2(RASS -3〜-5)。筋弛緩薬の使用中は脳機能モニターで評価する、とケアバンドルは書く

出典

  1. Riker RR, Picard JT, Fraser GL. Prospective evaluation of the Sedation-Agitation Scale for adult critically ill patients. Crit Care Med. 1999; 27(7): 1325-1329. doi:10.1097/00003246-199907000-00022(Table 1) https://sccm.org/SCCM/media/SCCM/PDFs/Agitation-Sedation-Agitation-Scale.pdf[原著]
  2. 日本集中治療医学会 J-PAD ガイドライン作成委員会. 日本版・集中治療室における成人重症患者に対する痛み・不穏・せん妄管理のための臨床ガイドライン. 日本集中治療医学会雑誌. 2014; 21(5): 539-579.(Table 12、CQ11・CQ12の解説、Table 16) https://www.jsicm.org/pdf/2015-J-PAD-guideline.pdf[ガイドライン]

確認日: 2026-10-13

免責

この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。