SCAP score
市中肺炎が重症(SCAP)かを、大項目2つ・小項目6つで判定する(大項目1つ以上、または小項目2つ以上)
あと 8 項目
基準
- 大項目: 動脈血ガスの pH 7.30 未満
- 大項目: 収縮期血圧 90 mmHg 未満
- 小項目: 呼吸数が 30回/分を超える
- 小項目: 意識障害
- 小項目: BUN が 30 mg/dL を超える
- 小項目: PaO2 54 mmHg 未満、または PaO2/FiO2 比 250 未満
- 小項目: 年齢 80歳以上
- 小項目: 両側または複数の肺葉にまたがる陰影
注意
- 市中肺炎で重症(SCAP)になるかを見分ける規則。大項目(動脈血ガスの pH 7.30 未満・収縮期血圧 90 mmHg 未満)を1つ以上、または小項目(呼吸数・意識障害・BUN・低酸素血症・年齢 80歳以上・両側または多発の陰影)を2つ以上満たすと、重症肺炎と判断する
- 集中治療室への入室を転帰にした研究のまとめでは、この規則は感度が93.8%と高い一方、特異度は45.6%と低かった。妥当性を調べた報告は他の規則より少ない
- 免疫不全の患者は、まとめた研究の対象から外されている。重症肺炎の定義は研究によって違い、研究ごとに結果が揃いにくい
- 重症肺炎を見分ける予測規則は多数あるが、日常の診療で十分に使えるといえる水準のものはまだなく、さらに検討が必要とされる
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。