SCORAD(アトピー性皮膚炎の重症度)
アトピー性皮膚炎の皮疹の範囲・強さと自覚症状(かゆみ・不眠)から、重症度を 0〜103 の値で出す
SCORAD あと 9 項目
Objective SCORAD(自覚症状を除く) あと 7 項目
計算式
- SCORAD = A/5 + 7B/2 + C。A は皮疹の範囲(0〜100%)、B は皮疹の強さの6項目(紅斑・浮腫/丘疹・滲出液/痂皮・搔破痕・苔癬化・皮膚の乾燥。各 0〜3 の合計で 0〜18)、C は自覚症状(痒みと不眠。各 0〜10 の合計で 0〜20)
- 最高点数は 103 点(A/5 が最大 20、7B/2 が最大 63、C が最大 20)
- Objective SCORAD = A/5 + 7B/2(自覚症状 C を省いたもの。最大 83)
- 値は小数第1位まで出す
注意
- 値は 0〜103(Objective SCORAD は 0〜83)で、高いほど重症。この画面は値だけを出し、軽症・中等症・重症の言葉は付けない(アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024 は SCORAD の区分を示していない)
- 皮疹の強さ(B)は、6項目をそれぞれ、平均的な部位を選んで 0(なし)〜3(重症)で採点する。皮膚の乾燥は、皮疹がない部分で採点する
- 自覚症状(C)の痒みと不眠は、ここ3日間の平均値で答える。自覚症状を省いた値を Objective SCORAD として使ってもよい
- 皮疹の範囲(A)は、2歳未満の小児では、ガイドラインの図の( )内の割合を使って求める。この画面は割合そのものを入れる形で、部位ごとの割合から求める計算はしない
- アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024 は、日常臨床では簡便な「重症度のめやす」を使い、臨床研究・臨床試験では国際的な EASI または SCORAD を用いるとよいと述べる
出典
- European Task Force on Atopic Dermatitis. Severity scoring of atopic dermatitis: the SCORAD index. Consensus report of the European Task Force on Atopic Dermatitis. Dermatology. 1993;186(1):23-31.(抄録)(原典未見) PMID: 8435513、DOI: 10.1159/000247298、https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/8435513/[原著]
- アトピー性皮膚炎診療ガイドライン策定委員会(日本皮膚科学会・日本アレルギー学会). アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024. 日本皮膚科学会雑誌. 2024;134(11):2741-2843.(2.9 重症度評価法(p.2754)・図19 SCORAD による重症度評価法(p.2755)) https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/ADGL2024.pdf[ガイドライン]
確認日: 2026-10-21
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。