SHIM(男性性機能問診票。IIEF-5 とほぼ同じ)
勃起機能の5問をこの6か月の状況で答え、足して1〜25点で勃起障害(ED)の程度を見る
あと 5 項目
注意
- 5問は、勃起の自信・挿入できる硬さになる頻度・挿入後に維持できる頻度・終わるまで維持する難しさ・満足できる頻度を、この6か月について答える。問診には SHIM が有用だが、これらの問診票は丁寧な病歴聴取の代わりにはならない。治療効果の判定には IIEF(IIEF-15)か IIEF の EF ドメイン(IIEF-6)を使うことが望ましい
- SHIM と IIEF-5 の違いは、設問2〜5に0点の選択肢(性的刺激がなかった・性交を試みなかった)があるかどうか。SHIM は0点を含むので最低点が1点、IIEF-5 は5点になる。ガイドラインは、性交の機会が少ない日本人のスクリーニングには0点を含む SHIM を、治療への反応を見るには IIEF-5 を使えばよいという考えを書いている
- 重症度の区切り(5〜7点 重症、8〜11点 中等症、12〜16点 軽症〜中等症、17〜21点 軽症、22〜25点 ED ではない)は、ガイドラインが IIEF-5 について示したもの。シルデナフィルの臨床試験に参加した ED 患者と、ED でないボランティアのデータ(どちらも外国人)から作られ、この6か月以内に性交を試みた男性が対象。性交の機会がなかった男性には、この分類があてはまらない
- このため、設問2〜5のどれかに0点の回答があるときは、合計点は示すが、重症度の区分は示さない
- 勃起障害(ED)の診断がついたあとの重症度の判定に、IIEF-5 か SHIM を使うよう、ED 診療ガイドライン第3版は勧めている(ED の重症度と心血管のリスクが関連するデータがあるため)
- 後継の男性性機能障害診療ガイドライン 2025年版は、SHIM の質問票(BQ9 表3)を載せるが、IIEF-5 の5段階の重症度分類(上の区切り)は載せていない。この画面の区切りは第3版の付録2による。2025年版が重症度の点数の区切りとして示すのは、IIEF の勃起機能ドメイン(質問1〜5と15、5〜30点)の区切り(26〜30 正常、17〜25 軽度、11〜16 中等度、10以下 重度)だけで、SHIM の合計には当てない
出典
- 日本性機能学会・日本泌尿器科学会 編. 男性性機能障害診療ガイドライン 2025年版. 2025.(BQ9 表3(p.50。設問)・BQ9 本文 p.49・BQ5(p.25)) https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/54_male_sexual_dysfunction.pdf[ガイドライン]
- 日本性機能学会・日本泌尿器科学会 編. ED 診療ガイドライン[第3版]. リッチヒルメディカル, 2018.(付録3(p.39)・付録2 の注(p.38)・付録5(p.41)・本文 p.29・p.84) https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/26_ed_v3.pdf[ガイドライン]
- Rosen RC, Cappelleri JC, Smith MD, Lipsky J, Peña BM. Development and evaluation of an abridged, 5-item version of the International Index of Erectile Function (IIEF-5) as a diagnostic tool for erectile dysfunction. Int J Impot Res. 1999;11(6):319-326.(本文)(原典未見) DOI: 10.1038/sj.ijir.3900472[原著]
- 木元康介, 池田俊也, 永尾光一, 丸茂健, 辻村晃, 近藤宣幸, 吉田正貴, 佐藤嘉一. International Index of Erectile Function (IIEF) およびその短縮版である IIEF5 の新しい日本語訳の作成. 日本性機能学会雑誌. 2009;24:295-308.(本文)(原典未見)[原著]
確認日: 2026-10-21
免責
この計算は医療者の判断を補助するためのものです。結果は参考情報であり、診断・治療の判断は担当の医療者が行ってください。入力した値は端末の外に送りません。